肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
肩甲骨の位置を維持する意識
肩甲骨はがしをやりました、肩甲骨を回し下げることもしました、
脇の下から肘を引っ張り、前肩にもならないように気を付けました。
背中が落ちたりもしていないし、、肋骨を開きすぎたりも締めすぎたりもしてません。
意識はばっちりよ!
と思いながら腕を上げたら
あらら~(^_^;) 残念!なお知らせがございます・・・
という方は結構いらしゃるのでございます。
ご本人の名誉のために、この写真は
「あかん」バージョンをわざわざやっていただきましたが
肩甲骨の位置は腕に持って行かれて上がってスカスカになり
脇はペッタンコ。
大阪弁でいう「ずんべらぼん」になっています。
肩もきつい感じがします。
わかりにくいと思いますが、お腹も抜けますし
体幹の上下の引っ張りの意識はしているつもりが希薄になっています。
やり直していただきました。
感覚としては矢印のように脇を広げつつ、腰の方向に納めていく感じです。
腕はこのように広げていても、肩幅と同じにまっすぐ上げていても感覚は同じです。
肩甲骨を留めておく意識は、一回したらOKではなく、
継続し続けることが大事です。
「意識し続ける」というと、
とんでもない力をずっと使っていそうな勘違いをされる方もあるかも知れませんが
「肩甲骨をとどめる」のは
肩甲骨そのものをぎゅっと押さえつけているわけではありません。
肩甲骨そのものを押さえつけようとすればつったり、痛かったりしますが
周りの筋肉を自然な流れに添って動かしている分には
以前に書いた背骨を伸ばし脚につなげる感覚はストレスがありません
と全く同じで、「がんばってる」感はないのです。
ポリーナ・セミオノワさんの画像をみつけてお借りしてきました。
肩甲骨から脇~腕はこんなふうに使うのよ、のお手本のように美しいですね。
一目見ただけで、体の繋がりの美しさにほれぼれします。
「私の写真の後にこんなすごい人載せんといて下さい!」
と、叱られそうですが、これも勉強、鍛錬でございます~。