開脚から痛みなく脚を回す意識付け
骨盤と脚を分けて四角いお尻も改善
「お尻が四角くて、下半身デブなんです。
お尻が大きくて脚が太いのは一生治らないと思ってきました。」
こんなふうにおっしゃる方は、骨盤を後傾させて
脚の付け根が前に押された状態で立ったり座ったりされていることが多いです。
特に脚が太かったり、お尻が大きい訳でなくても
骨盤と脚が一体化して、一塊の状態で立っている人は
常に脚が重く感じられたり、膝が楽に伸びなかったり、長座や体育座りもきついことがあります。
この写真でも、お尻は骨盤と脚が一体化していて四角く
脚もお尻も固く緊張しています。
特に思い当たる原因がなければ
骨が本来のあるべき位置でない、不自然な
普段の生活習慣で当たり前になっていることが
ご自分で「下半身デブ」と思われる状態を作っているのです。
初めに無理矢理、脚の付け根を前に押した時は
それまでに感じたことのない「張り感」を感じたものが
2回、3回は同じ感覚でも、毎日の習慣になれば
張りを感じているのが当たり前、重いのがいつものこと
楽で自然な状態をまるきり忘れてしまいます。
生まれ持った骨の形は変えられなくても習慣は変えられます。
背骨の上下を意識し、骨盤と前に押された脚を戻して
一塊になったものを分けてやるだけでも
お尻は丸くなり、離されて楽になった脚はすんなり見えます。
この後、先日UPしている自分の体感覚を育てる
と同じように開脚してもらうと、
「今までに感じたことのない感覚!」
と喜んで下さいました。
固めたり、きつい状態の習慣が長ければ、その分だけ
なかなか楽には動いてくれませんが
楽な状態を実感してみるのは大事なことです。
自分の今のお手持ちの体が
やり方次第で楽に動ける、
当たり前だった習慣を時間をかけて少しずつ変えていくことで
四角いお尻は日常的に丸くなり、太く見えた脚もほっそりさせるきっかけをつかみます。
うまさきせつこモダンバレエ研究所HP
せつこのゆったり自分コントロール