肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
肩甲骨と脇を引き合い、背骨をしならせて側屈
先週upしている肩甲骨はがしで脇のはみ肉バイバイ!
で、説明している脇の引き合いで生まれる感覚を使って
背骨をしならせ側屈(サイドストレッチ)をしています。
肩甲骨と背骨の関係が変わることなく、脇を縮めることもなく
自分自身で体のつながりや流れを実感することができます。
この時も一気にたくさん倒そうとするのではなく
脇の引き合いと背骨の繋がりをまず感じながら
今現在の自分の可動域がどのくらいの意識で、どれだけ動くのか
じっくり時間をかけて、確実に感覚を確かめていくことが大切です。
「できた最終形」が大事なのではなく
そこに至る自分の繋がりの感覚をどのあたりまで、今は持てるのか。
どこまで行くと、それが感じられなくなるのか。
背骨はどんな感じで動いているか。
呼吸と合わせてした場合はどうか。
今日の感じられる感覚が、ほんの浅いところでしかできなくてもいいのです。
その浅いところでの感覚を確実に感じられるように、繰り返し覚えさせる。
一つの段階を体が覚えてくれると、少しずつでも前進できます。
「できた最終形」だと自分が認識することに
一気に突っ走ることを何百回繰り返しても
それは「形」に過ぎず、
どんなときでもできる確実な体の感覚にはなりません。
この動画の彼女でも、「倒す」ことだけなら
脚に頭が着くくらい倒せますが
そうすると、反対側のお尻は床から浮き上がり
脇はくちゃくちゃ縮みます。
自分自身でつながりや流れを感じられないことは
コントロールできない、ただの切れ切れの部分になってしまいます。
時間がかかったとしても確実な変化が生まれてくることを
繰り返しやってみましょう。
そこから今度は更に脚に腕に、頭にと
つながりを広げて行けるのです。
うまさきせつこモダンバレエ研究所HP
せつこのゆったり自分コントロール