重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
股関節の中から脚が出る方向
股関節の中から前後に脚を分けて、
少ない負担で脚を伸ばしていくのに
前側の腿に上から乗ってしまったり
後ろ側も股関節から脚に隙間ができないまま
床に押し付けるようしていると
脚はとてもきつい。
この写真では前側の脚の上に体重は乗っていないものの
後ろ側の脚は、骨盤を床方向に押し気味で
腿は前方向に押された状態で
何とか伸ばそうとされているので
膝から下は後ろに押され
強い力を使っている割には脚が伸びないし、きつい。
脚は反対になっているが
こちらは股関節の中から脚が出て
前の脚は坐骨が脚に引っ張られずにとどまり
坐骨と膝が長く気持ちよく伸びている。
後ろ側の脚は骨盤の前から送り出すように
脚の生えている方向に伸びた。
その流れがあるので、
坐骨から太腿の真ん中~膝~ふくらはぎ~かかとへと
同じように流れができている。
肩甲骨も流れを産みだせる場所に納まり
腕も無理なく、上半身にも流れが見えて
美しく使えている。
力の流れのバランスは紙一重である。
部分の使い方がよくわかっていても
そのつながりのバランスがよくなければ
どこかに力が入ってうまくいかない。
バスケットボールを指先に乗せて、バランスを取るようなものだ。
いったんそのバランスが取れれば、後は何もしなくてもいいのではなく
絶えず微調整をしている。
力の流れは泉の水が湧き出るように絶えず湧き出し送り続けている。
その流れは細く長い最小限の力。
全身をつなぐのは太くて硬質な力ではない。
はた目には感じにくいようなミリ単位の力だが、何より強く確かである。
※「4月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2693/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
4/11㈮のワークショップは募集を締め切りました。
4/19㈯のワークショップのお受入れ残り1名となりました。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール