重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
坐骨の意識の勘違い
とてもよく動く体なのに、よく見ると
なんだかお尻が大きく見えたり、脚を外向きにアンディオールしているのに
膝は前向きというのをみかけます。
お尻を固く締めてしまっているので、本人的にはすごく使っている、回している意識。
でもお尻を締めてしまうと、股関節と脚はひと塊で動いてしまいます。
つながりは切れてしまうので
コントロールはできません。
この感覚がよいと思っている人の方が断然多く、またすごく締まっている感覚があるので
締め付けつることがいいと思ってしまいがちです。
また「お尻を締めて!」と言われることは多いので
それが普通の意識です。
上の写真でもお尻を横から集めていて
アンディオールしようとしていますが、膝は前向き。
お尻は触ると固くなっています。
お尻を固く締めてしまうのは、水を出しているホースをつまんでいるのと同じ。
水の出方は制限されて、細くしか出ません。
力の流れに制限がかかるということです。
細かったり、形が良くても、カチカチの体、流れがない体は息苦しく
流れが滞らない体は、自分も楽で、見た目にも滑らか。
胴体と脚をスパッと切り離したとして
その断面の円周上にある坐骨を矢印の方向に動かす感覚です。
写真上の絵はわかりやすく、矢印を大きくしていますが
こんなに動く訳ではありません。
少しのことですが、底から縦につながっている坐骨~かかとが同時に動くので
大きく変化して見えます。
関連記事:「体幹からつながるルルベ~アンディオール(床が押し返す力)」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/40780/
これは四角いお尻を丸くする、と言う単に見た目の問題でも同じです。
機能がよくなれば、見た目もよくなり、
見た目が美しいのは、機能も優れているということです。
関連記事:「大きなお尻を小さく見せたい」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/42413/
※「4月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2693/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
3/27㈮のワークショップは募集を締め切りました。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
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