坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
腿、膝が痛くないように踏み込む
膝を曲げると太腿や膝が痛い。
或いは痛むと言うことはなくても、脚がパンパンという方は多いですね。
ハムストリングスが伸びない、きつい、そういう方も
坐骨~膝を少し意識して使ってみましょう。
この写真の膝から坐骨の長さ、太さを見ておいてください。
坐骨を手で持って後ろに引っ張りながら膝を折ってもらいました。
運動によってこの長さが変わらないように骨盤の中から
脚が出て引き合いながら伸ばすと
こちらでは、坐骨~膝が長くなり、すんなり細く見えています。
太腿の裏の「もっこり」が長く伸ばされ、
膝裏に食い込んでいたものも無くなっています。
更に踏み込んでも最初の写真より、膝裏への食い込みは少なくなります。
踏み込む膝の方向が床方向の下向きになると、重みは膝や太ももに向かいます。
立っている時に体幹からの力の流れはどこに向かうか。
脚が生えて行く方向だと思って下さい。
座っても膝を折っても、力の方向は下に沈むのではなく、この場合は体の前方向と
引き合います。
胴体の位置が下に行くだけで、股関節と膝で折れているだけです。
タオルを上下に強く引っ張って、その間を押すとタオルは張ったまま折れますね。
手を離すと、しゅっと戻ります。
体が上下に引っ張れていれば、、その間の関節は折れるだけでこのタオルと同じです。
以前に書いたものですが「前腿の力を入れずに膝を伸ばす」
http://ameblo.jp/setsuko-nightmere/entry-11538218530.html
も参考にご覧下さい。
また、楽に正座するために「背骨を意識しての正座からの立ち上がり」
http://ameblo.jp/setsuko-nightmere/entry-11501617277.html
では、坐骨から膝を長く使っているために、太ももが盛り上がらず、
膝への食い込みも少なく、背骨を伸ばす意識があるので楽に立ち上がれます。
あらゆる動きで、この感覚は役立ちます。
プリエ、グランバットマン、グランジュッテ然り、
ボールを投げ込む、スクワット、重いものを持ち上げるetc・・
日常的なことでは低い所のものを拾う、階段の上り下り
うちの皆さんは、法事やお茶の席では、脚も痺れずに座れ
所作が美しいと褒められるそうですよ(笑)
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