開脚から痛みなく脚を回す意識付け
後ろ腕組みで肩、首をスッキリさせる
この動画のモデルさんはお腹や背中をしっかり伸ばせる方なので
後ろ腕組みもスムーズにできていますが
「肩甲骨はがしをしたいけど、難しい」
「そもそも腕が後ろに回らない」
そうおっしゃる方は、だいたい背中が丸く猫背になっていて
肩は大きく盛り上がっています。
首の下にも盛り上がりができ、お腹は縮んでいます。
この状態では腕は後ろに回っては行きません。
まずお腹、背中を伸ばすことが必要です。
壁に肩甲骨がピッタリつくようにしてみましょう。
後頭部がつき、腰がついた状態で背中をつけようと思うと
肩甲骨を下げなければできません。
そうなると胸が張り、顎が上がりますから、胸の力も床の方向に抜くように下げます。
普段、運動しない方がひとりでしようと思うと
背中は付かないかも知れませんが、ここまでは何度か繰り返せばできるようになると思います。
この状態になれば、その姿勢のまま、壁から1歩離れ
肘を床方向に引っ張りながら、後ろ腕組みをしてみて下さい。
ここまでできれば、腕組みをなんとかできる状態です。
肘をしっかり引っ張れば、肩甲骨が下がります。
肘~肘まで持てなくても、少しずつ
手首に届く、それよりも肘に近づく、と言うように
可動範囲を広げて行くことができます。
日常生活で起こる体の歪みや不具合の範囲であれば
適切な運動の仕方を少しずつ続けて行けば、体は変化していきます。
報われる方向にやっているのかどうかも
やってみなければ判断できません。
まずは「動いてみる」ことからです。
それをするのもしないのも自分次第であり、
めんどくさいことをするなら、痛くても耐える方がいいと思うのも
ひとつのあり方。
楽になるなら、トライしてみようと思うのも一つの在り方。
どちらも自分が選ぶことです。
ただ、動いても動かなくても時間は同じように過ぎて行きます。
スキージャンプの葛西 紀明選手がインタビューで言っておられた
「次は金メダルを目指す目標ができた。
4年後、8年後はもっと自分がよくなっていると思うし。」
と言うのは闇雲ではありません。
オリンピックに出るような人と同じではなくても
今の自分より明日、明後日、数か月後、1年3年10年後
いい状態を目指すことは年齢が上がってもできることだと
私は思っています。
10年前20年前、30年前の自分より、今の自分の方が
体をコントロールして使い、いいパフォーマンスを上げていると思うからです。
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