今の自分を否定せず自分の言葉にして
楽だとサボってる気がする?
昨日のワークショップ。
バレエやダンス経験のある方も来週の分に回られた人が多く
初めてお会いする方たちとのレッスンになったが
何だか笑いっぱなし。
「なんで!?」
「なんで!?」
いつもがんばって、うまくできないことが楽にできるのが
どうしてなのか不思議でたまらないと言われる。
普段は自分の体が伸びられる方に伸びていないのを
伸びる方に順を追って、少しずつ体が反応するようにしているだけで
ご自分の本来の力が、適切に出ただけだけれど
ご本人は触られて、いきなり体が変わったように錯覚される。
ぽか~ん →なんで~!? →気持ちいい~! → 楽にできた~!
と言う順で、お顔がどんどん変わっていくのが面白い。
「すごく楽にできて信じられないんですけど、いいんでしょうか?
楽になったら、サボってるみたいな気がするんですけど。」
この気持ちはわかるなあと思う。
自分もそうだったし、今もそうなる時があるけれど
何とかできるようにと思うあまりに無駄な力が入って
体が動いたり伸びたりするのを妨げてしまうので
がんばっている割に思うように体が伸びて行かない。
しんどい思いをしてすることに慣れているので
「きつさ」がないと、何だかこれでいいのかしら、という気になるのだろう。
普段、肩が痛かったり、腰痛がひどかったりが当たり前だと
痛くない状態を忘れてしまう。
痛くなくなると嬉しいが、「ええっ?」となるのと同じだろう。
楽にできるようになるから次がある。
「きつさ」を持ったままでは、次の段階は遠い。
伸びないところはその緊張を解いてあげて、楽にしてあげれば
また反応して動き、つながっていくところが出てくる。
ひとつ整えば、次のつながりがまた違う場所の楽さを産みだして
安定させてくれる。
ただ、伸びない場所の緊張は人に寄ってほぐれる時間は違う。
いっぺんにほどける人もあれば、時間をかけてゆっくりほぐれる人もある。
それぞれの体の歴史が違うのだから、個人差はあるのが当たり前だ。
楽なの結構!(^^)
いいんですよ♡
アンケートには「体が喜んでます!」
と書いて下さっていた。
とっても背の高い武道をされている男性もいらっしゃった。
照れ屋さんらしく、お体が大きいので
いらしたときは「武士は3年に一度片頬」みたいなイメージで
固いお顔をされていたが
レッスンが進む度にお顔がほぐれて
体もどんどんほぐれていった。
笑顔がなかなか可愛らしいかも。
着替えて帰られる時に「楽しかった」と言われたのも
嬉しいプレゼントでした。
来週のワークショップは定員いっぱいになり
締め切らせていただきました。
お部屋が大きくないので、少し手狭ですけれど
ご容赦下さい。
出来る限り、お1人ずつに実感してもらえるように
いいレッスンにしたいです。
3月のワークショップも本日よりご案内、募集しています。
※「うまさきせつこのボディコントロール・ワークショップ 3月のご案内」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2663/
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
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