肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
肩甲骨から腕をどうつなげるか
肩甲骨が無意識に上に上がったり
前に肩を巻き込んでしまうと、肩は凝るし、顔の皺が増えます。
と言うことをこのコラムの中でも、あれこれ書いてきました。
「肩甲骨から腕をつないで使う」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/41705/
で、動画もupしていますが
「腕の内側を平たく」とか「肩甲骨から肘をつなげる」と言っても
わかりにくいので、この写真に矢印をつけてみます。
この写真の腕の内側は平たく見えますね。
肩甲骨を回し下げて肩が上がらないようにして、脇からみずかきができるような感じで
しっかり引っ張れています。
肩甲骨から肩口の後ろ側、できた水かきの後ろ側は
床の方についています。
寝た状態でするとわかりやすく、普段休むときでも寝るときに意識しやすいです。
寝た時に左右の肩を前から後ろに回し下げます。(赤い実線)
「眉間に皺を寄せずに眠りたい」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/35233/
で、肩甲骨、肩の回し下げ方をご参照下さい。
これを意識して寝るだけでも、私は朝まで楽に同じ姿勢で寝ています。
肩口も同じように前から後ろに回しています。(赤い実線)
肩甲骨が下がってきますから、その位置をとどめて
脇から肩とは反対方向(前から後ろにすくうように)にねじるようにして
脇と肘を引っ張ります。(緑線、点線はからだの内側)
脇の下を脚方向に向ける(立っていれば床方向)ようにします。
引っ張るのは腕の先ではなく、脇と肘です。(赤い点線は床に付いている側)
肘から先を引っ張っているとつながりません。
脇と肘を引っ張り合えて、腕の内側が「平たい」状態になって
肘先はそこから細く長いイメージで軽く伸ばすだけです。
こういうプロセスでやってみても、肩が詰まり、腕に力が入っていると感じる時には
肩を力で下に押し付けていたり、肘先を強く引っ張っていたり、
肩口が前向きに巻き込んでいたりすることが多いです。
胸の力も「ほ~っ」と息を吐いて抜きましょう。
これがうまくできると、首は長く、腕も長くどんどん遠くに伸びて行く
気持ちよさがあります。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール