重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
骨盤の中から本来の長い脚を伸ばす
骨盤をずらしている訳ではないのに
右足と左足では脚の長さが全く違いますね。
昨日、体験でみえた方の脚の伸ばし方を誘導しました。
写真は片足だけを誘導して伸ばしたところです。
床に座っておられましたが「ええ~っ!?」と
びっくりされていました。
骨盤の中から無駄な力を抜いて、脚を伸ばすと
無駄な力を入れている時より、脚はうんと長く伸びます。
固まって、力の流れを遮っている脚は短くなります。
「無駄な力を抜いて伸ばす」のを自分でする時には
骨盤の中から坐骨~膝~かかと~つま先へと
ろうそくの芯を伸ばすように
或いは水道のパイプの中を水が流れて行くように
体の中心から体の遠くへ順繰りに送っていくようにします。
「つま先!」と言われて「つま先」に力を入れたり
「膝!」と言われて「膝」を床側に押して
その感覚で、「伸びてる!」と思いがちですが
その部分に力が入っている、というだけです。
まだまだ、どんどん伸びて行く連続性はありません。
中心から送られたものは、矢印が脚である部分が終わっても続いています。
大抵の方は脚にいらない力が入っていて、本来の長さより損をしています。
昨日の「大きなお尻を小さく見せたい」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/42413/
と、両方ができたら
どれだけ脚がすんなり、後姿が変わってくるでしょう。
この後、y字バランスに持っていくこともしましたが
膝を折って体の前で持つときに腿の裏側は固く盛り上がっていたので
「腿の裏側を平たくするつもりで」とアドバイスしました。
坐骨の感覚や体の中心を脚に引っ張られないようにすることも
同時に誘導したので、腿の裏側に力がとどまることなく
伸ばすことができました。
まだ初回ですから、徐々に更にまだまだ改善されていくでしょう。
「お手持ちの体を有効に使う」です。
自分の体は使い方、意識の持ち方次第です。
自分の体が自然に反応していける、少しずついい方向に向かえる
その人に合うやり方があります。
自分の体はよその羨ましい体の人と取り換えはできません。
ぷっくりお腹も、大きなお尻も太くて短い脚も
愛しい自分の体です。
言うことを聞いてくれないのは
そうなるように体が動いてくれるように自分自身で働きかけていないから
或いは何かが違っているからかも知れませんね。
「使えるように」
「なりたい体になるように」報われる方向に体に働きかけて行くことが大事です。
体が自然に動いてくれない努力を100年やっても
思うようにはなりません。
ワークショップを毎回受けて下さっている方は
「今まで何年も筋トレやストレッチをやっていても何かが違うと感じていました」
と、メール下さいました。
「今、なるほど!と納得してレッスンできています」
人生経験のある大人であれば、「何か違う」と感じることはあるはず。
その感覚は大抵あたっています。
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール