　体の意識の習慣化　　　うまさきせつこのボディコントロール

2013年12月31日公開 / 2014年8月22日更新

テーマ：心と体にいいこと

コラムカテゴリ：スクール・習い事

　体の意識の習慣化

今年1年は、
うまさきせつこのボディコントロールを通して
多くの方に体の意識を習慣化すれば、どれだけ体が自分の思う方向に改善されていくか
自分の思い通りに動く体に近づいていくか
また、それを実践していくことで、気持ちの在り様も大きく変わっていくことを
お伝えしてきた。

度々書いてきたが、殆どの方が
自分の体でありながら、自分の体がどうなっているか
見た目にどうみえるかご存じない。
鏡で顔や上半身、よく鏡を見られる方でも前を向いている姿か
振り返ってみる姿しかご存じない。

鏡でみればある程度は把握できるが
鏡がなければ意識できない、では知らない自分もたくさんあるということになる。

だから自分の体がどの程度引っ張れば、どんな感じで
普段はどんなふうになりやすくて
どうもうまくいかないところはどうなっているか
自分で自分の体をみつめることが必要になってくる。

長年付いている習慣は頑固なものだし
人が見れば一目瞭然のことでも
自分では大きな先入観に知らず知らず捉われていて
ほんの少しのことで変わることでも、気づかない。

だから、それに気づき、自然で楽な状態、体のつながりを感じられるサポートを
私たちがさせていただいているということだ。
1回で気付き、体感したことをそのまま維持するのは無理でも
2度3度ご一緒にやっていくうちに
取り組み方が変わって来られる。

初めはされるがままで、戸惑いながらも、自然で楽な状態を体感されて
自分の体のいい方向に明るい希望が生まれるが
自分でするのはどうするの？という感じになるが
遠方の方で、なかなか続けて来られない方でも、ご自分で試行錯誤して
その時出会った感覚を模索される。
2回目いらした時には受け身でなく、自らの意識で動かれる。

ボディコントロールはそれが特徴になる。
自分自身で改善していこうと言う能動体である。
体の意識の習慣化が進み、あるべき骨の位置、体の流れのつながりを
感じることが当たり前になると
自ら体の使い方をあらゆる形で応用し
自分でコントロールしやすいやり方に調節していかれる。

だから、動画でご紹介している体の使い方は基本的なことに過ぎないし
目的はその人その人が、体の意識の習慣化をされて
自らコントロールできるようになることだから
メソッドは日々成長して、より研磨されていくし
コントロールができるようになる人なら、メソッドを自分のために
オリジナルで考えて行ける。

このコラムを通して、この1年多くの方と出会って、
多くの様々な体を拝見し、触らせていただいた。
その度思う。
発展途上人でありたいと。

私はまだまだ変わる。
同じこともまだまだよいやり方があるはず。
ここに書かせて頂いていることはもう既に過去になる。
今までしてきたことも大事にしないといけないが
そこから生まれて行く新しい気づきを来年も育てて行きたいと
思っている。

今年3月からこのコラムをご覧いただいた皆さま
有難うございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

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