自分の体と中心、目的を知り実感すること　　　うまさきせつこのオディコントロール

2013年12月30日公開 / 2014年8月22日更新

テーマ：自分自身を高める

コラムカテゴリ：スクール・習い事

自分の体と中心、目的を知り実感すること

昨日は今年の仕事納めで
以前からメールでのやり取りでお馴染みになっているものの
お顔を合わせるのは初めての方とのパーソナルレッスン。

20代の男性だが
先日まで海外赴任で外国におられた。
真摯なメールを頂戴して、アドバイスを差し上げながら
帰国されたので、初顔合わせとなった。
この日も新幹線で来て下さった。

この方がずっと試行錯誤されてきたことがあったが
「自分の体と中心、目的を知り実感すること」をやっていただいた。
昨日お会いするまでは、文面で想像するしかなかったが
おそらくこうではないかと私が思っていた通りだった。

股関節から下が思い通りにならないで、いろんなことをやってこられたが
体幹や体の中心の意識を持たずに、部分を鍛えることをされていたので
とても柔らかい筋肉を持ちながら、うまくコントロールすることができなかったのだ。

1回のレッスンで、何もかもという訳にはいかないが
この方の考えていらしたこととは違う角度からのアプローチだったので
さぞびっくりされただろうと思う。
それでも「こんなふうにできたのは初めてです」と
いままで感じられたことのない感覚を味わっていただいた。

ご自分の写真を見て、まずびっくりされるし、
ご自分の認識と実際の体に影響することを目のあたりにされ
実際にちょっとのことで改善されていくご自分の体を
ひととき実感されたと思う。

ただこれは私が誘導して促されており
ご自分のものになっている訳ではないから
数日たつと感覚が薄れてしまう。
しかし、ご自分の体が持っている可能性の扉の向こうを垣間見ていただけたとは思う。
研究熱心な方だから、また自分なりに考えて下さると思う。

誰でもそうだが、自分のことは意外に知らない。
見ているつもりで見ていない。
自分の体自体には意思がない。
自分の意思を体に伝えることができて、コントロールできると言える。
伝えるためには、伝わる流れが通る道が必要。
自分のあるべき骨の位置を認識し
中心に力を集めてから送る。

部分のトレーニングがいくらできても
それを使いこなす中心が必要である。
時間がかかっても、流れが出来ている体は
よどみがない、微調整もできていく。

1年の最後にいい時間を共有させていただいて
嬉しい仕事納めになった。

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