股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
背骨をしならせて痛くない海老ぞり
「海老ぞり」は痛くてきつい。
私も嫌いで避けて通るストレッチのひとつでした。
でも時間をかけて自分の背骨の動きを出すことをやっていくうちに
自分が先入観を持っていたことに気づきました。
昨日のコラム「海老反り?体幹を使って背骨をしならせる」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/41552/
では、こういうことをしたことがない方に
初めてやっていただきました。
肩甲骨を回し下げて、背骨の動きが出せて
腕が楽に肩甲骨から使える状態にして
下腹を脚方向に抜いて、力を送りながら
「反らす」のではなく
遠くに遠くに長く
背骨の周りの内側を細く長く伸ばしていくイメージを持って
やっていくと、固い背中でも、少しずつ伸びて行きます。
こちらの動画の彼女は背中が柔らかく、手足を寄せるやり方でも
できますが、そのやり方であれば
痛いけれど伸ばしている状態、
意識を変えて、肩甲骨をスッキリさせる状態で背骨の動きを出していくと
楽でまだまだ伸びる感じ。
腕が今まで使っていたより長く、脇がどんどん伸びて行き
背中に角がない感じだと言っておりました。
毎日、体の流れや使い方をいろいろ考えますが
頭が先入観を持ってしまっていることが如何に多いかに気づかされます。
うまくいかないこと、苦手なことを
いくら同じアプローチで一生懸命練習しても
なかなか身を結ぶことはありません。
水が流れて行かない。なんで?と
足元を見ていても何も変わりませんが
もっと高い所からみたら
あら、こんなところに石があったわ!
じゃあどかしましょう、ということもあります。
100年みつめても変わらないことを
変わるのが可能な形にしていくのは
ものすごく高度な技術や知識ではなく
いつもとは違う見方だったり、やり方だったり
ほんの少しの遊び心だったりします。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール