股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
部分でなく全身を整えていくこと
昨日のレッスンでも股関節の入れ込みや坐骨の使い方など
いろいろやっていた。
前後開脚でも体が開いてしまう人が多いので
この股関節や坐骨の使い方を
どう伝えようかと考えていたら
いいことを思いついたが、デジカメのバッテリーが切れてしまった。
「もう少し熟考しなさい」ということだなと受け止めている。
このコラムで動画や写真をご覧いただいて
理解して下さる方がいらっしゃると言うことは
私が直接ご指導する人たちにはよりきっちり伝えられると言うことだ。
私が伝えたいのはリアルタイムで一番いいと思うことだから
過去の動画などを見ていると、赤面してしまうこともある。
わ~!恥ずかしい!
今の方がもっといいことできてるはず~。
写真の方は来年2月で、来られてからもうすぐ2年になる。
北助松の教室でも、ボディコントロールクラスをスタートした当初から
いらして下さっている方である。
慎重にお稽古を進められる方だが、来られた時は腕が上がらない、膝には
爆弾を抱えてる状態だったが、あくまで全身を整えて行くことで
改善を図ってきた。
股関節の入れ込み、坐骨はもちろん、肩甲骨、脇、肘からのつなげ方
体幹から脚への送り出し方など、ちゃんと感じて使われている。
膝への恐怖感がおありだから、飛んだり跳ねたりはされないが
中心から体を使っていくことを意識されているので
ゆったりした動きはきれいに動いて下さるし、可動範囲は大きくなっている。
ピンポイントだけ、よくしようとしても、体全体として意識できていかないと
結果的によくなっていかない。
グランプリエなども膝に負担をかけずにできるようになられている。
全身を整えて、膝への恐怖感を忘れてもらえるほどの体を作ってもらうのが
私の目標のひとつでもある。
ダンサーでなくても、アスリートでなくても美しく立つことも動くこともできる。
実際にずっと意識を続けて、自分の体と向き合っている人は
きれいになられているばかりでなく、ライフスタイルさえ変化させていかれる。
どんな体で人生を過ごすかは自分次第。
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール