股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
坐骨~膝~踝をまっすぐ通して立ちたい
裸足になって、正面から鏡で自分の脚を観察したことが
ありますか?
どんな脚でしたか?
これがまっすぐ通っている人は殆どいないかも知れません。
小指と踵のラインをまっすぐにして立った時
踝の左右の高さが違う人は多いのではないでしょうか。
圧倒的に多いのは外側の踝が下に落ちて
ふくらはぎが外側に大きくはみだしたり
後ろからみたふくらはぎが外向きに流れていたりする。
エネルギーの流れが伝わりにくい形になっているのは
一目瞭然!
先日のコラム「無理なくつま先と膝の方向を合わせて、楽に膝を伸ばす」
http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/39200/
でも書いていますが、膝を後ろに押しすぎる反張膝もそうだし
よく観察すれば、何とも複雑な道の通りが感じられない脚になっています。
坐骨~膝~踝をまっすぐに通して立つために、外側にたくさん載ってしまっても
それがまっすぐだと思っている狂ったセンサーを正していくことが必要ですね。
写真では踵を床方向に押しながら、ルルベ(つま先立ち)をし、
その押しを感じたまま、踵を踏む、伸びるという動作を
床に座ったり、寝たりして、内くるぶしを土踏まずを上げながら
床方向に押したり、押した状態でルルベになったりを繰り返しています。
これができなければ素敵な踊りが出来ないわけではありません。
どんなに歪んでいたとしても、心を打たれるものを踊る人もいます。
けれども歪んでいることと、それを戻すことを知っているか知らないかでは
違うでしょう。
体を通る感覚を知っていると知らないでは、天と地ほど違います。
マーゴ・フォンテーンの足(足首から下)の写真を見たことがありますが
タコやマメどころか、、歪みも何もない、本当に美しい足でした。
やはり優れたダンサーの足は、そんなにきれい。
機能が優れているものは人間でも物でも美しいのです。
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