股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
体は進化します
「もう歳だからね~。」
皆さん、一度は口にされたことがあるのではないでしょうか。
もちろん、私たちのような職業であれば
常に体を動かしているし、いろんなものにアンテナを伸ばして
吸収しようとしているから
同じ年齢の人より若く見られたり
健康的にみられやすいです。
だから、年齢的に抱えるものがないかと言えば
そうではありませんが、それを抱えつつも
体は成長をストップさせて退化してしまうのではなく
逆に進化していくことを実感しています。
わかりやすい例で言えば
私の身長は高校生、大学生、社会人の時と変化がなく
158センチでした。
けれども今は159センチあります。
骨が成長している訳ではありません。
骨と骨の隙間を伸ばそうといつもしているので
背中が伸びて、身長が高くなっています。
レッスンの後、調子よく気持ちよく伸びた時は160センチになるときもあります。
そして、できることが若い時より増えていること。
「これは私には無理なんだ」と思っていたことが
できるようになっています。
若い時のようなエネルギーはありませんが
体を確信して使うことができるようになり
まだこれからも変わっていく、と思っています。
ボディコントロールクラスの私と同年代、もしくはお年上の方も
それを確信されています。
「先生、年齢は高くなっているのに成長していけるって
すごいことですよね。」
そう言われます。
先日、ボディコントロールクラスの方々や研究生が
同じ場所に集まる機会がありましたが
その会場の方に
「体のきれいな方ばっかりですね~」
と、感心されました。
年齢が高くなれば、ガンガンきついことはいきなりしたくありませんが
じっくり、ゆっくり、自分のペースで積み重ねていくことは
どなたでもできるのです。
「すぐに効果の出ること」はすぐに効果が薄れます。
毎日の生活の中での意識、お金もかからず場所もいらない。
じっくりゆっくり、自分の内なる美意識が友。
誰かと比べることもなく、自分と対話していく。
自分にないものを求めるのでなく、自分の中にある感覚を
探していく。
初めは得心が行かなくても、自分の体にぴったりくる自然な状態は
誰に見てもらわなくても、「これだ!」と自分で確信できます。
それが、年齢に関係なく自分自身を進化させていくことにつながっていくのです。
今日のブログ、せつこのゆったり自分コントロールは
「坐骨の浮かないサイドストレッチー進化編」
http://ameblo.jp/setsuko-nightmere/entry-11577103909.html
よろしければ合わせてご覧下さい。
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