坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
床に開脚して座る時
くまさんが座ってるみたいに
丸~い背中で座っている人。
後にひっくり返りそうになるので、前に重心かけて座ってる人。
グラグラするので、胸に力を入れて耐えている人。
日常生活では、足を開いて座ることは余りないかも知れませんが
ダンサーはどうでしょう?
足を外に回して、アンディオールしようとして、腰が落ち
足先ばかりに気を取られて、骨を不自然に歪めて使っている人もいます。
まっすぐに立っているのと、座っているのは同じです。
背骨を上下に引っ張り、坐骨、足の付け根をできる限り、床と水平になるように座ります。
「えっ?そうすると、内またになりますけど?」
と思った貴方。
私がお話ししているのは、骨の位置のことです。
内またになる人は筋肉に骨をくっつけて引っ張っています。
骨の位置を定めておいて、関節に隙間を作って、筋肉が背骨から送り出せる状態にして
使うということです。
背骨に脇を寄せて、それが尾骨までつながり、更に両側の坐骨に分かれて、膝、足首、足先へと
送られていきます。
お尻は締めるのでなく、寄せる。
寄せるので、滑らかにつながっていくのです。
坐骨も中心に寄せる、
するとお尻から足、の感覚になります。
足だけを意識した座り方では、後ろから見てお尻はつぶれていますが
背骨から送る座り方では、お尻の形がはっきりわかり、お尻と足の間には
境目(隙間)ができます。
こうなると、背骨からつながる足のコントロールができます。
部分ではないのです。
安定してまっすぐ座ることができれば、日常生活でも体が楽ですし
ダンサーも競技者もパフォーマンスがUPします。
本日のブログ「せつこのゆったり自分コントロール」では
「背骨を意識しての正座からの立ち上がり」をUPしています。
↓http://ameblo.jp/setsuko-nightmere/entry-11501617277.html
よろしければ、そちらも合わせてご覧下さい。
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