坐骨を立てて座る  うまさきせつこのボディコントロール

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テーマ:ボディコントロール

坐骨を立てて座る

昨日は「開脚前屈」について書きましたが
今日はもう少しシンプルに「坐骨を立てて座る」ことを考えてみましょう。
脚を開いて座ると、前からみると、こんな感じになります。



でもこんな風に足を開いて座ることを普通はあまりすることが少ないと思います。
普段の生活な中では、柔らかいソファーに座ったり、床に座っても、無意識に坐骨が前に滑り
背中を丸くして座っている方が多いのではないでしょうか。
坐骨を感じないで座っていると、背中が丸くなり、腰に負担がかかり、肩や首まで凝ってきます。
骨は日常生活でしていることが反映されて、いつも背中が伸びず丸くなっていれば、そのように
筋肉に引っ張られて歪んできます。
骨の位置があるべき位置になければ、本来持っている力も思うように使うことができません。
「私、腹筋のちからがないから」
とよく言われますが、日常生活が普通に送れるのであれば、皆さんそこそこの力はおありです。
力はあるのに使えない状態のまま、いらっしゃるということです。
長年の習慣を変えるのは大変ですが、本来の力を引き出されば、生活のクオリティは激変します。

「足を開いて座るなんてムリ!」
膝を立てて座り、お尻を後ろに引くだけでも坐骨を感じることができます。
そこからお腹を背中を伸ばしていくことも可能です。
「それも、ムリ!」
ひとつ簡単に坐骨を感じる方法があります。
それは「ヤンキー座り」です。



あまり人前ではお勧めできませんが(笑)
これをすると坐骨の感覚がわかり、更に坐骨と膝の間を伸ばすイメージも感じることができます。
レッスンで、坐骨が感じにくい方にしてもらうことがありますが
この後はほぼ全員が、坐骨の意識ができて、プリエや足を上げたりすることのエネルギーの流れを
感じられて、いろんなことがスムーズにできます。
あまりお行儀がいいとは言えないので人前でしないでくださいね(笑)
今日もいちにちいい日でありますように。


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うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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