60【不動産投資】動画63分「兼業農家の次男坊FPが考える資産運用と相続対策」

竹下昌成

竹下昌成

テーマ:相続



2022年に作成したスライドを再編し、2024年4月1日に収録したものです。試し撮り気分で無修正ノーカットですが、見れるレベルなので先行してアップしています。「相続をするかもしれない」世代の方にも見ておいていただきたい内容です。
*2024年4月25日追記
令和6年1月1日からの贈与税の大きな改正は反映していませんのでご承知おきください。近日中に改正ポイントを反映したコラムもアップしたいと思います。



■2026年5月14日 本文追記

2022年に作成したスライドを再編し、2024年4月1日に収録した相続セミナーです。
試し撮りに近い形で、今回も無修正ノーカットで収録しています。

そのため、多少ラフな部分はありますが、内容としてはかなり実務寄りです。

また、今回のテーマは「相続」ですが、単なる節税テクニックではありません。

・なぜ資産家になったのか
・どうすれば資産を守れるのか
・子供や孫に何を残すべきか
・相続税だけでなく“争族”をどう防ぐのか

という、「資産を持つ側」の現実を中心にお話しています。

*2024年4月25日追記
令和6年1月1日からの贈与税改正は本動画には反映していません。
改正ポイントについては、改めて別コラムで整理予定です。

■ 相続対策は「相続税」だけではない

相続というと、多くの人は「税金」をイメージします。

しかし、実際には、

・争族
・人間関係
・管理能力
・次世代育成

などのほうが重要になるケースも非常に多いです。

つまり、

「どう分けるか」

だけではなく、

「どう守るか」

「どう引き継ぐか」

まで考える必要があります。

■ なぜ資産家なのか

そもそも、

「なぜ今、自分の家に資産があるのか」

を考えることが重要です。

答えはシンプルです。

誰かが頑張って築き、守ってきたからです。

そしてもう一つ重要なのは、

「資産の築き方を子孫に伝えてきた」

という点です。

つまり、相続とは単なる財産移転ではありません。

知識や考え方の承継でもあります。

■ 私自身の実家の話

私は京都府福知山市出身です。

実家は兼業農家でした。

曾祖母、祖父母、父母、兄弟という8人家族で育ちました。

当時、

「土地はあるが現金がない」

典型的な地方地主型でした。

資産評価額は4億円近くありましたが、相続税への恐怖から、実際にはかなり節約した生活でした。

しかも後から確認すると、

「そこまで極端に恐れる必要はなかった」

部分もありました。

つまり、

知識不足によって、人生の選択肢や生活水準を自ら狭めてしまうケースは実際にあります。

■ 相続対策で本当に重要なこと

相続対策というと、

・節税
・アパート建設
・生命保険
・贈与

などが目立ちます。

もちろん、それ自体は間違いではありません。

ただ、もっと重要なのは、

「経営者視点」

です。

例えば、

・どの資産を残すのか
・どの資産を整理するのか
・誰が管理できるのか
・借入をどう使うのか
・納税資金をどう確保するのか

を総合的に考える必要があります。

■ 専門家選びは非常に重要

相続では、

・税理士
・金融機関
・不動産会社
・建築会社

など、多くの専門家が関わります。

ただし、

「地元だから」

「付き合いが長いから」

だけで選ぶのは危険です。

特に相続は、

・相続に強い税理士
・実務を理解している金融機関
・出口まで考えている不動産会社

など、“実務能力”の差がかなり大きい分野です。

セカンドオピニオンも重要になります。

■ アパート建設は本当に正解か?

相続対策でよくあるのがアパート建設です。

確かに、

・評価減
・債務控除

によって、相続税評価額を下げる効果はあります。

ただし、それだけで判断すると危険です。

例えば、

・人口減少
・競合
・サブリース
・将来価値
・修繕費

などを無視すると、相続税は減ったが、収益性が悪化したというケースもあります。

つまり、

「相続税だけ見て判断しない」

ことが重要です。

■ 私自身の実家で実行したこと

私の実家では、

・アパート建設営業は基本無視
・福岡の中古区分マンションを購入
・管理が難しい田畑山林は整理
・ロードサイド店舗は継続保有
・法人決算も調整

という形で整理しました。

ポイントは、

「次世代が管理できるか」

です。

相続では、

「資産がある」

だけでは不十分です。

管理できない資産は、逆に負担になります。

■ 不動産の最大の強み

私は不動産の最大の強みは、

「融資が利用できること」

だと考えています。

具体的には、

・債務控除
・レバレッジ
・団体信用生命保険
・損益通算
・インフレ耐性

などがあります。

特に団信は非常に強力です。

契約者が死亡した場合、借入が消え、物件が残る可能性があります。

つまり、

「同じ死ぬなら資産を残す」

という考え方もできるわけです。

■ インフレ時代の相続

これからは、

・インフレ
・社会保険料増加
・医療費増加
・増税

も無視できません。

そのため、

「現金だけ持つ」

よりも、

・収益資産
・インフレに強い資産
・借入を活用した資産形成

が重要になると考えています。

■ いくら遺せるかではなく、いくら遺したいか

今回のセミナーで一番伝えたいのはここです。

「いくら遺せるか」

ではなく、

「いくら遺したいか」

を逆算する。

例えば、

・子供に自由な人生を歩ませたい
・教育機会を増やしたい
・不動産を承継したい
・家族の生活を安定させたい

なら、そのために何を準備するのかを逆算する必要があります。

■ お金持ちとは何か

私は、

“お金持ち”とは、

・純資産1億円以上
かつ
・年収(CF)1,000万円以上

だと考えています。

そして重要なのは、

「運用益だけで生活する」

というより、

「収益資産からキャッシュフローが出る状態」

です。

私は、

「運用益とは、あふれ出た水をすするようなもの」

という表現をよく使います。

つまり、

資産そのものより、

「お金が流れ続ける構造」

が重要です。

■ まとめ

相続対策は、

単なる節税ではありません。

・家族
・経営
・教育
・健康
・次世代育成

まで含めた総合戦略です。

また、

知識だけあっても意味はありません。

実際に、

・動く
・整理する
・相談する
・学ぶ
・次世代に伝える

ことが重要です。

ご自身の資産です。

増やすもよし。
失くすもよし。

ただし、

「なぜその資産が残ったのか」

を一度考えてみる価値はあると思います。






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