知らない人が損をする?「指定石材店制度」という仕組み③指定石材店制度の問題点
お墓を建てるうえで最も重要なのが墓地選びです。
公営墓地や民営霊園、寺院境内墓地などさまざまな形態の墓地がありますが、土地代(墓地永代使用料)や管理費などの価格面や自治体管理の安心性、宗旨・宗派、国籍等の問題を考えると人気が高いのは公営墓地です。
そして、何よりも、公営墓地には業界独自の不可解な制度であである「指定石材店制度」がないことです。
つまり、お墓を購入する石材店を自由に選べるという点です。
現在、神戸市では、2019年(平成31年)4月17日(水)から、令和元年5月10日(金)まで、神戸市民を対象に神戸市立墓園の募集をしております。
今年も昨年同様、「鵯越墓園」「舞子墓園」「西神墓園」が募集の対象です。
それぞれ、墓地や区画によって、遺骨の有無(生前申し込みが可能か)など、申し込み資格が異なります。
今回のコラムでは、神戸市営墓地を申し込むに当たり、自分自身で申し込む方がいいのか?石材店など業者に代行してもらう方がいいのかについてご説明いたします。
➢続きを見る
神戸市営墓地など公営墓地の最大の利点は、お墓購の石材店を自由に選べることです。
消費者もそのことを知っているので、石材店などの業者に申し込み代行を頼むのを敬遠しがちになるのです。
しかし、墓地選びに詳しくない一般消費者が自分たち自身で選んだために、「地盤がゆるい」「水はけが悪い」など、条件が良くない墓地を選んでいるケースは少なくありません。
本当は、墓地選びに精通している石材店に相談するのがベストなのですが、必ずしも良い業者ばかりではありません。
業者に代行を依頼する場合には、インターネットで事前に石材店情報を入手し、まずは、匿名で電話相談してみましょう。
電話での対応でなんとなくは、その石材店の考え方や人となりが分かるはずです。
または、中立的な存在に近い「石材協同組合」に相談するのも一つの方法です。
最終的には、神戸市営墓地は石材店を自由に選べるのですから、いくら業者に代行してもらったからといって、その石材店でお墓を購入しないといけない決まりはありません。
キッパリと断れば済むことです。
そう考えれば、自分自身で申し込むよりは的確なアドバイスをもらえる業者に代行を依頼する方がベストかも分かりませんね。
【関連記事】
『【2019年度申し込み無料相談受付中】神戸市営墓地「募集情報』
『神戸市営墓地募集中!【朗報】西神墓園が遺骨なしで申し込み可能』
『同じ石で見積もりを頼んだのに石材店ごとにお墓の値段に差がある』
『“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」』
*******************************************
お墓を建てるにあたり、どんな石を選べばいいのか?
どんな構造にすればいいのか?値段はいくらくらいするのか?
「お墓の中に水が入る」「お墓の地震対策」などのお墓のリフォーム問題。
一般消費者にとって極めて分かりにくいあらゆるお墓の疑問を、(一社)日本石材産業協会認定、「お墓ディレクター1級」資格者、㈱第一石材・代表、能島孝志がズバリ解決いたします。(相談無料)
私ども、第一石材では、しつこい売り込みや、自宅への訪問営業、電話での後追いなどは一切いたしておりませんのでご安心ください。
お墓・墓石の無料相談について詳しくはコチラまで!