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コラム

知らない人が損をする?「指定石材店制度」という仕組み①あまり知られていない業界独自の制度

墓地・霊園

2011年7月2日 / 2014年8月1日更新

民営霊園にみられる指定石材店制度

【あまりよく知られていない霊園の「指定石材店制度」】

■指定石材店制度とは?

現在、多くの民営霊園では「指定石材店制度」とよばれる、
墓所販売のためのシステムが採用されています。

一般の消費者の方々にとっては、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、
この指定石材店制度とは、その霊園に墓所を購入してお墓を建てたいと思った場合には、
その霊園の指定された石材店のいずれかで、お墓を建てなければならないという決まりのことです。

つまり、指定石材店制度が採用されている霊園では、
お墓を建てるときにその霊園から指定された業者の中から、
自分のお墓のデザインや施工工事を請け負ってくれる石材店を選らばなければなりません。

指定業者の数は霊園の規模などによって違いますが、
数社から、多い所では二十数社にも及びます。

指定業者以外の石材店でお墓を建てることは認められておりません。

■霊園内の“待機所”

しかし、ここでひとつ注意が必要です。

ほとんどの霊園では、霊園を訪れた時に消費者側から石材店を指定したり、
特定の業者のチラシ(もしくは広告)を持参していったりしない限り、
霊園側で自動的に担当する石材店を振り分ける仕組みになっています。

霊園の見学に訪れて、墓所の購入を希望する消費者が、
その時点で数ある石材店の中から気に入った石材店を選んでお墓づくりを依頼する訳ではなく、
見学のために霊園を訪れたその瞬間に、消費者の意思に関係なく、
担当する石材店が自動的に振り分けられるのです。

多くの民営霊園には、霊園の維持管理業務や事務作業を行うための管理棟があります。

管理棟の中には、霊園のスタッフが常駐しているのが普通です。

また、霊園の敷地内には管理棟の他に、
指定業者の営業担当者が詰めておくための設備がある場合があります。

霊園の墓所が完売してしまえば営業担当者が常駐する必要がなくなるため、
そうした設備はプレハブのような簡易な物の場合が多く、
霊園によっては日除けテントの下に、
折りたたみ式の長机とパイプいすを置いてあるだけというところもあります。

管理棟の内部に営業担当者が詰めておくための部屋があるケースもあります。

              ~つづく~

※参考文献:「霊園ガイド・2011夏号」(株式会社六月書房発行)


「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/design/cat_cat152/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
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