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関西初!納骨室に水が入らないお墓(8)こだわりのお墓づくり

2016年9月16日 公開 / 2016年9月18日更新

テーマ:防水構造を備えたお墓・墓石

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: お墓

以下のコラムからの続きです。
最初からご覧になってください。

(1)実は墓石の中は水浸し!?
(2)「こんなもの?」それで良いのか?
(3)富山の宮崎様とのご縁
(4)従来の墓石より格段に優れた強度
(5)お墓も「水入らず」?
(6)特許/商標登録出願墓石
(7)リフォームにも対応


墓石加工へのこだわり

現在、日本に流通している国産墓石と呼ばれるものの大半は、
日本の石を中国の工場で加工された墓石を逆輸入したものです。
(参照:http://www.daiichisekizai.com/story/cat_cat5/

当社の国産墓石は「日本の石は日本でつくる」という方針で、
日本三大石材加工地の一つである、香川県高松市の石の町、
「庵治・牟礼」をはじめとする石材産地で加工された製品です。

日本の石を中国の石材加工工場で加工・製品化された、
「なんちゃって国産墓石」は一切取り扱っておりません。


ましてや、これまでの墓石と比べ「信頼棺™」の構造は複雑です。


加工技術の良し悪しが製品精度に大きく影響します。


庵治・牟礼の石職人による墓石加工

したがって、産地加工であっても、高い技術力はもちろんのこと、
仕事に対して一切の妥協を許さないという心の部分が重要です。


これは、国内加工だけに限らず中国加工製品においても同じです。


中国加工の墓石を取り扱うには、一般的に石材商社に依頼します。
当社も、創業当初は石材商社を通じて製品を仕入れていました。

しかし、製品のバラつきやつくり手が見えないことに不安を覚え、
十数年前からは、自ら中国に出向き、使用原石や加工工場も厳選し、
加工の指示から最終の製品検品までを全て自社で行っております。

石材商社を介さず、自ら毎月のように中国に行き始めたころは、
言葉も「ニーハオ」程度しか分からず、全て現地通訳任せでした。

通訳に全てを任すのではなく、自分の言葉で直接話したいと思い、
中国語を習いはじめ、今ではもう十年以上になりました。

お陰様で、今では日常会話程度なら話すことができるようになり、
加工の指示や、工場関係者とのコミュニケーションも図ることができ、
しいては、製品の品質向上にも大きく役立っています。


特に中国というお国柄は、人間関係の構築が製品にも影響します。


お客様に良い製品を提供させて頂くためには中国語で会話をし、
中国式の「乾杯」で共に盃を交わすことも重要なのです。
(参照:http://www.daiichisekizai.com/story/2014/02/entry_3201/


墓石彫刻文字へのこだわり

良い石かどうかを一般消費者が見分けるのは難しいでしょうが、
お墓に彫られた文字の良し悪しは、意外と分かるものなのです。

書家によって書き上がった文字が違ってきますし、
字彫り職人の腕の良し悪しも出来栄えに大きく差が出ます。

近年では、コスト削減、スピード化、文字の均一化を目的に、
コンピュータで制作された文字を使っている石材店が大半です。

さらには、人の手で文字を彫刻するのではなく、
全自動字彫りロボットによる字彫りまであります。

当社では、墓石に彫刻する文字は全て書家直筆文字を用い、
庵治・牟礼の匠の職人技にて彫刻させて頂いております。


庵治・牟礼の匠の職人技による文字掘り

人が心を込めて書いた文字を人の手で丁寧に掘るからこそ、
ご先祖様をお祀りするのにふさわしいお墓が出来上がるのです。
(参照:http://www.daiichisekizai.com/blog/2015/07/311649/


墓地での施工へのこだわり

仮にいくら良い石を使い、良い加工を施した墓石であっても、
墓地での施工が手抜き工事であっては何の意味もありません。


家もお墓も、やはり基礎工事が重要です。


当社の基礎工事は、優良住宅を建てる時と同レベルの基礎工事を行い、
石張りを行う際には、モルタルによるエフロ(白華現象)を防ぐため、
みかげ石の下地基礎を施した当社独自の乾式工法にて施工しています。
(参照:http://www.daiichisekizai.com/hiyodori/2016/06/entry_3453/


お墓の地震対策へのこだわり

日本列島、いつどこで地震が起こっても不思議ではありません。


阪神・淡路大震災にしても、今回の熊本地震にしても、
まさか、こんなところでと思うところで起こった地震です。

ひと昔前のセメント施工(今でも行われていますが)のお墓なら、
「震度5弱」程度の地震の揺れで倒壊すると言われています。

近年の墓石施工の多くは石材用接着剤が使用されていますが、
「震度7」クラスの大きな地震となると完璧とは言えません。

そこで、当社では石材用接着剤の使用はもちろんのこと、
それに加え「震度7」に対応した墓石用免震ゲルを使用しております。

墓石用の免震アイテムも数多くの製品がありますが、
当社が選んだのは「安震はかもり®」という免震ゲルです。

この安震はかもりは、魂が宿ると言われる仏石に穴を空けたり、
金属の芯棒を入れたりすることなく免震効果が得られるのと、
比較的安価で地震対策が可能なコスパ的にも優れた製品です。


東日本大震災・墓石倒壊写真

2011年に発生した東日本大震災、その被災地にもその被災地にも、
約5000基の安震はかもり施工をしたお墓がありました。


その中で3基の墓石が倒壊、施工不良が原因でした。


メーカーの推奨する正しい施工方法で施工しなければ、
倒壊する場合もあることが判明いたしました。

その反対で、正しい施工方法で施工していれば
地震から守ることができるとの自信を得ることができました。

震度7に対応した墓石用免震ゲル「安震はかもり®」の使用と、
水も入らず地震にも強い構造の「信頼棺™」との組み合わせで、
“安心”と“信頼”と言う最強の組み合わせが実現いたしました。
(参照:http://www.daiichisekizai.com/earthquake/


デザインへのこだわり

お家の形は1件1件それぞれ違います。


外見的には同じように見えるマンションや集合住宅も、
それぞれの部屋の中は、家ごとに全く異なります。

「お墓の形は何故みんな同じなのか?」という部分に疑問を抱き、
石材店勤務時代の25年近く前に始めたオリジナルデザイン墓石も、
今では全国的に広く認知される墓石のカタチとなりました。

当社が手掛けたデザイン墓石は、全国書店で発売中の、
「デザイン墓石写真集Ⅱ」「美しい墓」に50基以上掲載されました。


第23回「墓石大賞」受賞作品

さらには、前述の庵治・牟礼で毎年行われるストーンフェア、
「庵治ストーンフェア2008」では“高松市長賞”を受賞、
「霊園ガイド」(六月書房発行)主催の“墓石大賞”を、
2007年、2008年、2011年、2012年、2013年と計5度受賞し、
作品としても大きな評価を頂けたことを嬉しく思っております。

防水構造を備えたお墓「信頼棺™」は従来の和型墓石だけに限らず、
洋型墓石やオリジナルデザイン墓石への対応しております。
(参照:http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/column/57214/

こように、当社、第一石材では、新開発の「信頼棺™」に加え、
全てにこだわったお墓づくりを実践させて頂いております。


             ~つづく~


◼防水構造を備えたお墓「信頼棺™」についてのお問い合わせはコチラまで
 http://www.daiichisekizai.com/


第一石材がお墓の悩みをすべて解決!

この記事を書いたプロ

能島孝志

お墓のプロ

能島孝志(株式会社第一石材)

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