お墓・墓石のイラスト彫刻を花で彩る

2016年8月13日公開 / 2019年5月13日更新

テーマ：墓石の彫刻

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムキーワード：墓石　種類、お墓

墓石は、故人の名前や家名などを刻むことによってはじめてその家だけのお墓となります。

ご自身のエンディングを見つめ、自分らしいお墓の形を考える方が増えているなかで、お墓に施す彫刻にもさまざまなこだわりが見られるようになりました。

今回は、その中でも人気のある花のイラスト彫刻についてお伝えいたします。

花に囲まれて眠る

近年は、お墓にさまざまなデザインを施すことができるようになり、墓石に施すイラスト彫刻で人気のあるものは花、鳥、風景、オリジナル模様などです。

お墓への彫刻には趣味や職業などにまつわる彫刻や、座右の銘のように故人の人生にちなんだものもありますが、花の彫刻はどんなお墓にもマッチします。亡くなったあとも、美しい花に囲まれて過ごせるようにとの思いを込めて、故人の好きな花でお墓を彩ってみてはいかがでしょう。

花の種類も技法も多彩

昔ながらの和型のお墓よりも、洋型のお墓やデザイン墓石が多くなっていることもイラスト彫刻の人気が高まっている理由です。

曲線を取り入れたお墓、レリーフ型のお墓にも花のイラスト彫刻はよく映えます。

和型のお墓はスペースが限られてはいますが、ワンポイントの彫刻や、花立て、墓誌、外柵などにも彫刻することもできます。

使われる花は、桜が一番の人気ですが、ユリ、バラ、菊、牡丹、紫陽花、チューリップなど多彩で、故人の好きだった花を選ばれることもよくあります。

また、施主さまや故人が描いた絵を彫刻することも可能です。

彫刻技法は、イラストの周りを縁取る「額つき彫刻」、立体感のある「浮彫り」、彫りの深さで陰影をつける「影彫り」、さらに「線彫り」「透かし彫り」などがあり、これら複数の技法を組み合わせて用いたり、色をつけたりする場合もあります。

花のイラストで個性のあるお墓に

お墓を建てる場合、まずどのようなお墓にしたいか、イメージを石材店の担当者に伝えていただきます。

その場合、そのイメージを形にする体制の整った石材店を選ぶのが肝心です。

そして、石材店の担当者と打ち合わせますが、自分のイメージするお墓が霊園の環境に合うか、周囲の雰囲気とマッチするか、伝統を守っているかなども考慮する必要があります。

そういう意味では、花のイラスト彫刻は、個性的でありながら、デザインとしては安定感のあるもので、手軽にオンリーワンのお墓にすることが可能です。

費用も割安に抑えられる場合が多く、取り入れる方が多くなっています。

私どもでは、墓石デザイナー・福田和哉氏と指定契約を結び、墓石用彫刻模様デザイン「Add」を活用しており、花をモチーフにした彫刻のデザインを多数ご提案しております。
└■参照：http://www.add-u.com/

美しさや華やかさ、そして優しさを醸し出すお花のデザインを、ぜひ、お墓に取り入れてみてください。

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