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能島孝志

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能島孝志(のじまたかし)

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コラム

墓石に刻む文字の色や種類と彫刻方法

墓石の彫刻

2016年8月6日

墓石の表面に刻む文字に決まりはありません。味わい深い手書きの文字、手彫り、機械彫り、色を入れているかどうかなどで、お墓の印象は変わります。

これからお墓を建てる計画のある方は、墓地や霊園に行かれる機会に千差万別のお墓の文字をご覧になり参考にされてもいいかもしれません。

お墓の正面に刻む文字にきまりごとはありません

墓石に刻まれる文字はいろいろあります。
正面には個人墓の場合は故人の名前、代々墓なら家名を刻むのが一般的です。




墓地や霊園では「〇〇家之墓」「〇〇家代々之墓」と刻んでいるお墓を目にすることが多いと思います。洋型墓石では「〇〇家」とだけ刻んだものもあります。

また、その家が属する宗旨・宗派のお題目や経文などを彫刻することもあります。浄土宗、浄土真宗では「南無阿弥陀仏」、日蓮宗では「南無妙法蓮華経」といった文字が刻まれ、神道の場合は「〇〇家之奥津城、又は奥都城(おくつき)」と彫刻します。




このように、刻む文字に決まりはなく(墓地・霊園の規定で決められている場合もあります)、最近では「愛」「夢」「絆」「ありがとう」など、自由な言葉が刻まれている墓石もあります。

楷書体、行書体、隷書体など文字の書体も自由

書体は石材店が提示する見本から選ぶことができます。

和型では楷書体、行書体、隷書体が一般的です。書家に書いてもらった文字を刻むこともありますが、近年ではコンピュータの墓石文字ソフトを使用するケースが多くなっています。




文字に入れる色についても決まりはありません。色を入れないお墓も少なくありませんが、入れる場合は白・黒・紺などを入れます。

なお生前にお墓を建てた場合は、一般的には朱色で名前を入れますが、その方が亡くなると白や黒で上塗りをすることが多いです。

文字彫刻の方法

ひと昔前までは、職人による「手彫り」が当たり前でしたが、現在、主流となっているのは「サンドブラスト」という工法です。




これはエアコンプレッサーという機械で、高圧に圧縮された空気に砂粒や研磨剤を混ぜ、石材に吹き付けて彫って行く方法です。
手彫りもサンドブラスト工法も、職人の技術力が仕上がりの良し悪しを左右します。

さらに中国での彫刻、全自動字彫りロボットによる彫刻も行われています。
また、彫刻する文字は、以前は書家の手によるものでしたが、現在は専用のコンピュータソフトによる文字がほとんどです。

当社は、日本屈指の産地加工地である香川県の「庵治・牟礼」の彫刻師に依頼していますが、中国での字彫りやロボットによる字彫りとは歴然とした差があります。

一般消費者が石の良し悪しを見分けるのは至難の業ですが、彫刻された文字の良し悪しは意外と分かるものなのです。

良い石を使用しても字彫りが悪ければお墓は映えません。いつまでも残っていく墓石、やり直しのきかない彫刻ですので、「何を彫るか」ということから彫刻方法まで、悔いのないようご検討ください。

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2018-11-08
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