お墓・墓石にオリジナルデザインの彫刻を施す

2016年8月4日

テーマ：墓石の彫刻

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムキーワード：お墓

お墓は、伝統を継承しながらも、色やデザインなどは多種多様に進化しています。墓所や霊園も暗いイメージはなく、明るく開放的で公園のような安らぎのスペースが多くなってきています。

そんな時代の流れの中で、お墓に施す模様彫刻が人気を集めています。ワンポイントの彫刻があるだけで、お墓のイメージは一変し訪れる人の心を和ませてくれます。

新しいお墓のスタイル

お墓といえばどのような形が思い浮かぶでしょうか。

ひと昔前までは、台石の上に竿石（棹石、仏石）を積み上げた和型のお墓が主流でしたが、最近は洋型やデザイン墓石が増えてきています。

お墓は故人を弔うものであり、先祖を敬い家の繁栄を願うものであるとしたら、そのような気持ちにカタチの良し悪しはないはずです。
そう考えると、好きなデザインのオリジナル墓石を作るようになったのは自然の流れかもしれません。

家を建てるときに注文住宅があるように、お墓も画一的なものではなく、自分の思いや願いを反映したものを建てたいと考える方が年々増えています。

特に生前墓を建立される方は、自分らしいスタイルのお墓に入りたいと考えられることが多いように思います。そんな中で注目されているのが墓石に彫刻する模様です。

お墓を彩るモダンな彫刻模様「Add」

「墓石に彫刻を施したい」、そんなニーズに応えるために当社で活用しているのは、墓石用彫刻模様デザイン「Add」です。

墓石デザイナー・福田和哉氏によるモダンなデザインが施工例とともに種類豊富に収録されており、お客さまがイメージを膨らませる際に大いに役立ちます。

「Add1」は、牡丹・桜・椿など、日本らしい花をモチーフに、和のテイストを好まれる方のための模様を100種類以上収録しています。
見た目は華やかでありながら気品にあふれたデザインです。（参照：http://www.add-u.com/add1/）

「Add2」は洋のテイストを意識しています。縦長・横長などさまざまなカタチの洋風の墓石に合わせやすい、曲線を生かした模様が中心となっています。上下左右に複数のデザインを組み合わせて用いることも可能です。（参照：http://www.add-u.com/add2/）

「Add3」は菊・梅・バラをモチーフにした和と洋の模様です。ワンポイントで用いるだけでも華やかさが増します。（参照：http://www.add-u.com/add3/）

模様を彫り込んでオリジナルのお墓に

このような模様は、墓石だけでなく、霊標（墓誌）・花立て・外柵・床など、お墓全体を彩ることもできます。デザイン墓石とまでいかなくても、お墓にワンポイント模様を施すだけで印象は変わります。

また、当社では、墓石へのレリーフ（浮き彫り）や影彫り（石に写真のような絵を掘るデザイン）も承らせて頂いております。

人にはそれぞれの生き方や個性があるように、お墓にも個性を持たせる時代です。あなたのイメージするお墓はどのようなものでしょうか？

純和風の彫刻模様

洋風やデザイン墓石ではなく、伝統的な和型墓石におしゃれな模様を彫刻したいという方も近年では数多くいらっしゃいます。そんな方にお薦めなのが、京友禅の着物デザイナー・小野雅男氏デザインのオリジナル模様です。

花柄を中心とした和風で温かみのある表現豊かなデザインが特徴で、300種類の中からお好みに合わせてお選びいただけます。

故人の好みを想い浮かべながら、模様を選ばれることも供養の一つのカタチではないでしょうか。