「大島石墓石」の価格・ランク・品質を徹底解明!(8)日本と中国で加工精度が違う!
(1)お墓の値段
〜上記のコラムからの続きです〜
世界一値段の高い石「庵治石」とはいったいどんな石?
四国、香川県・庵治町で採掘される「庵治石(あじいし)」は、
「花崗岩のダイヤモンド」とも称され、世界一値段の高い石として有名です。
この庵治石の歴史は古く、約1,000年前の平安時代後期から採掘が始まり、
その当時の都であった、遠く離れた京都まで送り出されていたのです。
庵治石は石目の細かさの違いで、大きく3種類に分類されます。
最も石目の細かいものから順に「庵治石細目(あじいしこまめ)」、
「庵治石中細目(ちゅうこまめ)」「庵治石中目(ちゅうめ)」となっています。
この中で最も値段が高いのが「庵治石細目」です。
ただ、この庵治石細目にもピンからキリまでありまして、
値段の高い石と安い石では、とんでもなく差があります。
墓石の大きさにもよりますが、値段の高いものだと、
トヨタのクラウンクラスの高級車が軽く1台買える位の値段です。
しかし、ただ値段が高いというだけではなく、
それだけの値打ちがあるのが「庵治石細目」なのです。
どこにそんな値打ちがあるのかというと、先ずは群を抜く美しさです。
画像で見ると、一見さほ特徴の無いどこにでもある石に見えるでしょうが、
実際に墓石として加工されたものを見ていただきますと、
「庵治石細目」がいかに美しいかを理解していただけるかと思います。
その美しさの最大の特徴は、何といっても「斑(ふ)」が浮くという現象です。
この「斑」を言葉で表現するのはなかなか難しいのですが、
石に湿り気、潤いを与えたような二重のかすり模様が浮き上がってくるのです。
しかし、この「斑」は全ての庵治石細目に現れるものではありません。
庵治石細目の中から厳選されたごく一部の高級品にだけ現れる現象です。
また、庵治石細目は単に見た目の美しさだけではなく、
水晶と同等のモース硬度「7」の硬さを誇る極めて硬い石質と、
変色・変質しにくく耐久性に優れた墓石材としても高い評価を得ています。
~つづく~
■さらに詳しくは、第一石材HP“日本一の銘石「庵治石」のすべて”をご覧ください。
http://www.daiichisekizai.com/story/2013/06/entry_2841/
■2014年・全国平均墓石建立費は?
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/column/45684/
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