マイベストプロ神戸・無料セミナー開催11/29 「お墓はいるのか?いらないのか?」
昨年、平成23年9月11日(日)に神戸新聞マイベストプロ神戸事務局主催の
“ひょうごの専門家と出会える無料セミナー&個別相談会”が
JR三宮駅前の神戸新聞文化センター(ミント神戸17階)にて開催されました。
「人生のターニングポイントで失敗しない8つの知恵」と題し、
結婚やマイホーム購入、老後などの「人生のターニングポイント」に
不安を抱えている方々を対象にした内容のセミナーでした。
その中で私が担当させていただいたのは、
「お墓選びで知っておきたい5つのポイント」と題したお墓にまつわるお話です。
①知らない人が損をする「指定石材店制度」という仕組み
②あまり知られていないお墓の流通経路
③お墓のごまかし加工や産地偽装
④国産墓石なら本当に安心?
⑤お墓選びは石材店選び!
……という5つのテーマについてお話しさせていただきました。
お墓を購入の際に知らないと損をするようなこともいっぱいです!
このセミナーでは、皆様方がお墓を建てたあと、
深い満足感や幸福感に包まれることを願って行いました。
ただ、1時間という短い時間の中ですべてを伝えるには難しく、
駆け足での説明になってしまった部分も数多くありました。
そこで、詳しくお話が出来なかった部分については、
“神戸新聞マイベストプロ神戸主催セミナー「お墓選びで知っておきたい5つのポイント」おさらい ”
と題して、このコラムにてお伝えしてきました。
そして、前回では「お墓のごまかし加工や産地偽装」についてお話してきました。
現在では日本における墓石の多くが中国の石材加工工場でつくられています。
別に中国を含む新興国でモノづくりをすることが悪いことではありません。
私たちの身のまわりの物の多くもそうしてつくられています。
ただ、墓石に関しては建築基準法や食品衛生法の様な規定法律や
「JIS規格」や「JAS規格」の様な規格もありません。
ということは、お墓の製作に関しては何をしても法的規制は無いということです。
それをいいことに、中国の石材加工工場では、
熱処理、薬品処理、染色といったあらゆる方法を用いた
“お墓のごまかし加工”が日常的に行なわれています。
このことは、中国の石材加工工場に墓石の製作を依頼している
多くの日本の石材商社や卸売業者も知らないはずはありません。
知らないのは一部の小売業者と消費者だけでしょう。
けれども、“お墓のごまかし加工”は法にふれないのでどうしようもないのが現実です。
私ども第一石材が出した結論は、中国内に自社独自の専属提携工場を確保し、
原石のチェックから設計内容の打合せ、製品加工から完成に至るまでのすべてを
自らが中国に出向き、ごまかしの無いお墓づくりを行うというものです。
国産のようで国産でない墓石?
それでも、消費者側からすればやはり不安は残るものです。
そんな不安な思いをするくらいなら、少々費用が高くなっても
「やっぱり国産のお墓にしよう!」と考える人も少なくないはず!
「その通りです!」
正真正銘の国産のお墓なら安心できるでしょう!
ところが、国産であるようで国産でないのが、
近年日本で数多く出回っている通称「国産墓石」と呼ばれるものです。
なんかよく解りにくい話ですが、
その「国産であるようで国産でないお墓」とは
いったいどんなものなんでしょう?
~つづく~
※以下のバックナンバーから読んでいただければなお良く解ります!
①“知らない人が損をする「指定石材店制度」という仕組み”について詳しくはコチラまで
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/column/22524/
②“あまり知られていないお墓の流通経路”について詳しくはコチラまで
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/column/23007/
③“お墓のごまかし加工や産地偽装”について詳しくはコチラまで
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/column/23876/
「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/design/cat_cat152/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/
神戸・兵庫・阪神間の“いいお墓づくり”は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/