「大島石墓石」の価格・ランク・品質を徹底解明!(5)日本と中国でつくる大島石墓石の素材の違い
~前のコラムからの続きです~
■数千万年の眠りから揺り起こされて世界に冠たる銘石が切り出される。
瀬戸内海の穏やかな気候と豊かな自然に恵まれた四国最北端の半島では、
丁場と呼ばれる採石場から石を切り出す力強い音や、
熟練の技で石に命を吹き込む石工のノミの音が心地よく響いてきます。
この石と魚の町から産出される「庵治石」は、きめ細かな石肌に、
重厚感、色艶、風格があることから、国内でも最高級の石として評価を受けるとともに、
世界的にも注目を集めている屈指の銘石です。
岩石は3種類に分類され「火成岩」、「堆積岩」、「変成岩」に分かれます。
その「火成岩」の中の「深成岩」に属するのが花崗岩。
そしえ、花崗岩の中の最高級石材が「庵治石」なのです。
時をさかのぼること6500万年前から1億年前の白亜紀後期、
ユーラシア大陸の東の端で火山活動を中心とした激しい地殻変動が起き、
その時地下深くでマグマが冷えて固まり、そして変化した花崗岩が現在の瀬戸内海や中国地方の基盤となったのです。
その後の地殻変動で隆起し地表に表れてきたのが「庵治石」です。
今から2000万年前ほど昔のこと、悠久の時の貴重な贈り物なのです。
「庵治石」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/choose_stones/2010/01/entry_692/
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