ダイエットには低糖質でも低脂肪でも同じ?
ゆっくりの食事で体重減少?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の砂糖です。今朝は‘ゆっくりの食事で体重減少?’という報告です。
就寝前2時間以内に食べないこと、夕食後の間食をやめることと併せて、ゆっくり食べることが体重減少に役立つ可能性がある、と研究者らは述べている。本結果は、日本における5年間の2型糖尿病患者に関する試験から得られたものであり、英国の医学雑誌に掲載されている。英国栄養士会(BDA)の管理栄養士は、「よりゆっくり食べることが1回ごとの食事量を減らすのに役立つ、ということがわかっている。盛り付けを少なくする、より健康的な選択をするというような、全体的な食事量を減らすための他の戦略と併用した場合に、食べる速度を遅くすることは、体重減少に役立ちうる」と述べている。
今回の結果では同研究者らは、食べる速度が速い群や普通群と比較し、遅い群がより健康で、健康的な生活習慣を有している傾向があることを見いだした。食べる速度が速い群と比較し、普通群の肥満率は29%低く、遅い群では42%低かった。日本人の集団では肥満はBMI 25以上と定義されており、英国ではBMI 30以上と定義されている。食べる速度を変えること、夕食後の間食をやめること、就寝前2時間以内に食べないことはすべて、肥満率の低さ、体格指数(BMI)の低さ、腹囲の小ささと強く関連した。
同研究者らは、食べる速度が速い人は満腹感を覚えるまでにより時間がかかり、一方で遅い人ではこれがよりすばやく起こる可能性があることから、ゆっくり食べることが体重減少に役立つかもしれないと考えている。同研究者は、「よりゆっくり食事を取る場合、その食事での摂取カロリーが少なくなる。一口一口を楽しむのにより長い時間をかけると、そのことによって少量で満足することができ、十分に食べたかどうかを適切に判断することができる。一方で、食べる速度が速い場合、“十分な”食事量の時点を容易に通り過ぎてしまい、何が起きているかに気付く前に不快なほどの満腹感を感じてしまう」と述べている。
研究者らは、食べる速度を遅くすることは、肥満を予防し、肥満関連の健康リスクを低下させるのに有効である可能性がある、と結論付けている。
日本人はどちらかと言うと時間をかけて食事を楽しむということには重きを置かない民族かも知れませんし、戦後の食生活の変化や運動不足のために中年男性を中心に肥満の方が急激に増加している様です。意識して運動する事は当然大事ですが、食生活を根本的に変えることも肥満予防には大事かも?知れませんね。