応力腐食割れについて
ガラスエポキシ(ガラエポ:ガラス繊維強化エポキシ樹脂複合材)樹脂(Glass epoxy resin)は、エポキシ樹脂にガラス繊維を組み合わせた複合材料で、絶縁性・耐熱性・機械的強度に優れており、一般的にはプリント基板材料として広く知られる「FR-4」が代表例で、電子機器や産業装置の基盤材料として使用されています。
ガラスエポキシ樹脂(Glass epoxy resin)の主な特徴点としては、下記があげられます。
①機械的強度・剛性:ガラス繊維を組み合わせることで、引張強度や曲げ強度が大幅に向上します 。
②耐熱性:高温環境でも変形しにくく、電子基板などで安定した性能を発揮します 。
③電気絶縁性:体積抵抗率が高く、電子部品や基板の絶縁材料として最適です 。
④寸法安定性:加熱成型時の収縮率が低く、薄板でも反りにくい特徴があります 。
ガラスエポキシ樹脂は、ガラスクロス(織布)にエポキシ樹脂を含浸させ、積層・加熱硬化させた積層板として供給されます。板厚や繊維の織り方、樹脂配合を調整することで、用途に応じた特性設計が可能です。加工時には硬くて脆い性質があるため、切削や穴あけの際には割れやチッピングに注意が必要です。
ガラスエポキシ樹脂の主な用途としては、下記があげられます。
①電子基板(プリント基板):FR-4として、回路形成の基材に使用されます 。
②航空宇宙・自動車・船舶・電気機器:耐熱性・絶縁性・機械的強度を活かした部品材料として利用されます 。
③絶縁部品や機械加工品:高精度の加工が求められる部品にも適しています 。
ガラスエポキシ樹脂は、エポキシ樹脂単体の特性に加え、ガラス繊維による強化で長寿命かつ高信頼性を実現しており、電子・電気分野を中心に幅広く活用されている材料です。
(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/glassepoxyresin


