インジウムについて

熊田茂雄

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テーマ:材料技術

インジウム(Indium)はその熱伝導性の良さから、箔状に延ばしたものがクライオポンプ(※)等に用いられています。また、インジウムはガラスに弾かれないという特性を持つため、高レベルの真空を求める装置等でパッキンとしても利用されています。

 インジウム(Indium)は、原子番号49の元素で、元素記号はInです。 インジウムは、銀白色の柔らかい金属で、常温で安定した結晶構造を持ち、比重は7.3、融点は156.4°Cです。主に液晶ディスプレイ(LCD)やタッチパネルに使用される酸化インジウムスズ(ITO)として知られており、透明かつ導電性を持つ特性があります。

 また、低融点合金としては、はんだや半導体技術の接合材料としても利用されています。インジウムは化学的に安定しており、酸や塩基には反応しませんが、長期間にわたって粉塵を吸引することが健康に影響を与える可能性があるため、取り扱いには十分な注意が必要です。

(※)クライオポンプ
 真空容器内に極低温面を設置し、これに容器内の気体分子を凝縮または吸着させて捕捉し、排気するポンプです。機械的な可動部分が少なく、 油等を使わないため、クリーンで高い真空をつくることができます。

(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/indium

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熊田茂雄
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熊田茂雄(生産技術コンサルタント)

PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント

工程設計や工場管理に40年以上従事した現場経験をもとに、生産技術コンサルティングを提供。品質改善や生産性向上などQCD課題の改善策とあわせて、先端技術や異分野を取り入れた技術方向性もアドバイスします。

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