設備更新タイミングについて

熊田茂雄

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テーマ:工場管理

今回は、製造業などで稼働している設備等が老朽化した場合の、設備更新タイミング(Equipment upgrade timing)についてコメントしたいと思います。

 一般的に、設備更新のタイミングを見極めるためには、以下のポイントを考慮することが重要だと言われています。
(主に単体設備の更新タイミングについて)
 ①点検記録と故障履歴
  設備の劣化を把握するための重要な情報源です。
 ②法定耐用年数
  設備の減価償却に用いる目安で、設備の寿命を示します。
 ③運転時間
  設備の使用状況によって、実際の損耗の度合いが変わります。
 ④故障率
   設備が頻繁に不具合を起こすようになると、寿命が近いかすでに過ぎていることを示します。

 これらの情報を基に、設備の更新タイミングを適切に判断し、リスクを最小限に抑えることが必要となります。

 一方、もう少し、広くとらえて、特定製品を生産する為のラインの一部(または全部)として、設備の更新のあり方を考える場合は、設備更新に対する検討要素としては、ラインの使用期間、使用頻度(生産台数)、老朽化度合(保全費、故障件数、部品調達難易度等)、また、製品品質への影響度合(加工精度等)、製品切り替え時期、ライン切り替え時期、新加工技術への切り替えタイミング等も考慮ポイントとして検討することも十分予想されます。

 以上、設備更新を検討する部署としては、一般的に、設備保全&生産技術が主体となりますが、最終的な決済(更新可否決定)は、上記の要素を織り込んだ更新対象設備をリストアップした上で、(更新可否の)審議体を(定期開催の)PM委員会等の中に設定し、進めるのが望ましいかと思います。

 これら、設備更新タイミングの考え方、更新決定の仕組みづくり等については、当方の生産技術コンサルティング対象となります。

(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/equipmentupgradetiming

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熊田茂雄
専門家

熊田茂雄(生産技術コンサルタント)

PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント

工程設計や工場管理に40年以上従事した現場経験をもとに、生産技術コンサルティングを提供。品質改善や生産性向上などQCD課題の改善策とあわせて、先端技術や異分野を取り入れた技術方向性もアドバイスします。

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