コロナワクチン接種2日目
プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。
Twitter上で、弁護士ドットコムのような紹介サービスが
弁理士業界でもなりたつのか?という議論がありました。
個人的には難しいと思っています。
弁護士の数は、約4万6千人ぐらいです。
弁護士の場合、訴訟、契約書、顧問などの
業務を考えると、弁理士よりも業界規模が大きいです。
このため、システム開発にある程度の金額をかけたとしても、
利用料から回収することが可能だと思います。
月額2万円で、有料会員が約5,000人(弁護士の約1割?)なので、
一月あたり約1億円の売り上げになります。
中小企業向けの顧問料の相場が約5万円前後と聞くので、
契約している弁護士にとっても、
弁護士ドットコムを介して、顧問契約が複数取れれば
十分元が取れるモデルだと思います。
一方、弁理士の場合には、弁理士会の弁理士検索サイト(弁理士ナビ)があります。
このサイトでは専門分野などで絞り、顧客企業と弁理士のマッチングをすることができます。
弁理士会のサイトは無料(弁理士であれば登録されている)ですので、
弁理士会のサイト以上に仕事が得られないと
有料サービスを利用する弁理士はいないと思います。
また、定期的に知財の仕事を頼むような企業は
知財分野の経験を持っているため、
自力で事務所を探す能力を持っています。
このため、弁護士ドットコムのようなサービスは、
弁理士向けには難しいのではないかと思いました。
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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