知財の絶対的評価に意味があるのかな?
プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。
知財の価値評価は定性的なものと定量的なものがあります。
定量的なものの評価手法としては、
コストアプローチ、マーケットアプローチ、インカムアプローチなどが知られています。
ただ、マーケットアプローチを採用するにしても、知財の特殊性(基本的に同じ特許はない)があるため、
土地などと違って、相場感を作りにくいです。
また、今まで何度も知財のマーケットが作られていきましたが、
中国ぐらいしか長期にわたって生き残っていないように見受けられます。
また、具体的な取引相手や、自社の場合には、事業との兼ね合いで
インカムアプローチが使えるとは思いますが、
寄与度なり、事業の成長の推定など、推測するところが多いため、
誰が評価するかによって金額が変わりうるものです。
また、コストアプローチですと、かかった費用なので客観性はあるとは思いますが、
特許によっては金額が低くなってしまいます。
(特に、製薬の特許権など)
このため、特許の金銭的評価は難しいです。
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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