Mybestpro Members

鈴木康介プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

著作権者の行方がわからない場合

鈴木康介

鈴木康介

テーマ:著作権

プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。

人文科学関係の出版をしていた創文社が解散になりましたが、全ての書籍を講談社がオンデマンド出版するというニュースが少し前にありました。

講談社のお陰で、貴重な本が日本語で入手でき続けるようになったことを感謝したいと思います。

ところで、古い書籍で著作権者が不明な場合に許諾を受けたいときはどうすれば良いのでしょうか?

著作権法には、著作者不明の場合の裁定制度というものがあります。

これは、権利者の許諾を得る代わりに文化庁長官の裁定を受け,通常の使用料額に相当する補償金を供託する制度です。

例えば、平成30年には、書籍の新刊は、71,661点あるそうです。この中には、20年後に著作者の行方が不明なものもあるでしょう。

特に著作権の存続期間が著作者の死後70年と長くなっているため、今後この裁定制度が利用されることが増えていくかもしれません。

参考:著作権者不明等の場合の裁定制度

ご相談・お問い合わせ・取材はお気軽に
↓↓↓
03-5979-2168(平日9:00~17:00)
メール info@japanipsystem.com

中国商標
Facebookで中国知財情報をまとめています。
http://www.facebook.com/Chinatrademark

Twitterは、こちらです。
↓↓↓
http://twitter.com/japanipsystem

マイベストプロ東京 中国商標・中国知財に強い弁理士
プロシード国際特許商標事務所の取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/tokyo/suzuki/

お読み頂きありがとうございました。
弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
Web:http://japanipsystem.com/

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

鈴木康介
専門家

鈴木康介(弁理士)

プロシード国際特許商標事務所

国際特許事務所での業務を通じて、実践的な知識とネットワークを培ってきました。また、中国人と国際結婚したため、現地の生活習慣などを経験を通じて理解しています。

鈴木康介プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

アイデアやブランドなど知的財産を守り、中国に強い弁理士

鈴木康介プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼