審査請求をして、どれくらいで特許庁からの応答が来るのか?
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
官邸のサイトに知的財産戦略本部の会議議事次第がアップロードされました。
その添付資料の一つに、地域価値ワーキンググループ参考資料(実例集)というものがあります。
その中に地域価値エコシステム実例として、会津若松市のサムライブランディングの件が書かれていました。
Samurai City Aizuwaka matsuのサイトを見たところ、センスもよく行きたくなりました。
外国人観光客を福島に呼び込むことを目的とするなど、ターゲットもはっきりしてます。
また、会津若松市は、「Samurai city」という商標権も持っています(商標登録 第5293599号)。
そして、”Samurai”という検索ワードが"福島"の30倍あることを利用し、サムライに関心のある層に働きかけました。
また、Googleと手を組みデータを分析し、剣道、柔道、空手道、合気道に関わる人の92.3%が外国人で6583万名いること、そして、彼らがどのようなクリエイティブに興味を持つか、などを分析し施策につなげていきました。
結果として、福島県のインバウンドが約4.8万人から約13万人と2011年の東日本大震災前のレベルまでに上昇し、ネット検索数も約6700倍と大幅に上昇したそうです。
地域の伝統を生かした仮説を立てるだけでなく、データを分析し、適時修正し、成果を出した素晴らしい取り組みです。
また、youtubeの動画もセンスが良く素敵です。
参考:知的財産戦略本部会合議事次第
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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