商標権の移転の前に
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
地域振興のために、地元のやる気のある人達が団体を作って、名産物をブランド化することが行われています。例えば、地元料理などにブランド名を付け、一定のルールに沿って作ったお店がそのブランド名を使って地域全体で盛り上げます（例えば、富士宮焼きそば）。
地元の人々が主体的になって街を盛り上げる運動はスピード感があります。
このような地域ブランドは、模倣品を防ぐために商標権で保護します。
私が知っているだけでも、他の地域のお祭りなどで無許可で地域ブランドで出店していたので、商標権で対処したケースが複数あります。
このため、地域ブランドを構築するためには商標権を取得することが重要になってきます。
この地域ブランドに関する商標ですが、誰がその商標を持っているかによって将来的に問題が発生することがあります。
次回に続きます。
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弁理士 鈴木康介（特定侵害訴訟代理権付記）
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