台湾での商標買取

2020年2月13日

テーマ：台湾　商標

コラムカテゴリ：ビジネス

プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。

本日は、台湾の[Show Brand Intellectual Property Office[ https://showbrand-ipo.com/#]]の朱先生が来所されました。

色々と情報交換をしましたが、話題として面白かったのは以下の2点です。

1。台湾での商標買取

　最近、台湾では中国系の企業が商標を買い取ることが多いそうです。

　一区分あたり35万台湾元前後（約100万円）ぐらいからだそうです。

2。コンセント制度

　台湾ではコンセント制度があるため、日本にないことに違和感があるそうです。

　※コンセント制度は、他社が先行登録商標を持っている時に、その他社から同意書をもらうと拒絶理由が回避できます。
　台湾の商標法第 30 条においてコンセント制度が規定されています。
　ただし、当局の判断によって認められない可能性もあります。

3。その他

　シンカリオンや天気の子が台湾でも知られているようで、会食時に話題がでていました。
　また、現在、台湾ではマスクの購入にIDが必要で、一人当たり一週間で2枚しか購入できないそうです。

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