中国での知財取引関連の組織概論
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
先日、麗江古城(雲南省)に行ってきました。
この区画は、再開発されていて、テーマパークのような町並みになっています。
また、少数民族の衣装を着た店員さん達が至る所にいました。
仕事着らしく、プライベートでは普通の服を着ているそうです。
町の雰囲気は日本の原宿に似ていて、服やアクセサリーの小物屋や、現地のアーティストが自作のCDを販売したり、バーがあったりします。
町を歩くのは、白人の旅行者や、たぶん都市部から来たと思われる若者達が多い印象でした。
麗江古城で知り合ったあるホテルのオーナーは、20代の女性でした。
彼女は、大学卒業後、3ヶ月ほど企業に勤めたようですが、このままだとダメだと思い退職し、たまたま旅行に来た麗江古城を気に入りました。
そこで、麗江古城で何かビジネスをしようと考え、いろいろな人に相談したところ、コーヒーショップを開くことにしました。
彼女はコーヒーショップの経験が無かったので、コーヒーショップ経験者という男性と組み、自分は都市部で資金調達をし、その経験者に経営を任せました。
しかし、なかなか数字が上がりません。
彼女は麗江古城に頻繁に訪問し、経営者の周囲を調べたところ、男性が内装費用を水増しして請求しているなど、不正の証拠が集まりました。
彼女は、集めた証拠に基づい男性とパートナーシップを解消し、自分でコーヒーショップを経営し始めました。
しかし、多くの顧客にお茶を求められることが多かったので、お茶屋に業態をかえたところ業績が良くなりました。
さらに、バーを併設し業績が上がっていましたが、ホテル経営をやりたくなったので、事業を売却し、昨年からホテル経営を始めたそうです。
彼女は、麗江古城という地域が気に入っていて、住みたいという思いからビジネスを始めました。
知識も経験もないままビジネスを始めましたが、行動力で足りない知識を補い、人当たりの良さで多くの人からの支援を受けたそうです。
我々もそのスピード感と行動力を見習う必要があるかもしれませんね。
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