J-PlatPatで商標の検索結果の貼り付け方
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
先日、チキンラーメンの販売当初のエピソードを聞く機会を持つことができました。
当時の乾燥麺の値段が25円でしたが、チキンラーメンは、35円のため高額です。このため、販売前、取引先は本当に売れるか懸念を持っていたそうです。
しかし、安藤社長は、「チキンラーメンは、ラーメンを売っているのではない。時間を売っているんだ。」として、当時の女性の時給に近い値段をつけたそうです。
つまり、チキンラーメンを使うことによって、主婦が食事の準備にかかる時間を短縮できる。これがチキンラーメンの価値だと考えたのです。
普通の人ですと、ラーメンを売ると考えると思いますが、時間を売るという発想が面白いと思います。
チキンラーメンは、お湯をかけて食べられるという技術の側面ですが、値段の設定という側面でも面白い事例だと思います。
自社の商品やサービスが顧客に取って本当はどんな価値があるか、安藤社長のように考えて見ると新しい発見があるかもしれませんね。
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<参考>
○日清食品クロニクル