中国における日本のコンテンツ事情
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
先日、ある中国工場の食品・化粧品材料の品質を調査しました。
その工場の製品は、以前、匂いがしたり、後味が残ったりしていたのですが、今回品質が向上していました。
日本の最大手の一つであるN社の最高級グレードと比べるとまだまだですが、N社のセカンドグレードの製品と比べた場合、匂い、色、味が同程度でした。
さらに、日本のあるメーカの高品質商品(高価格で中国に輸出したかった商品)よりも、匂い、色、味が上でした。
当然、未だに中国の材料工場では、食品・化粧品に使うにも関わらず、髪の毛の混入や、ビニールの混入が起きる工場もあります。
しかし、一部の工場では、品質面がかなり上昇してきています。
日本は技術力があると過信しないで、さらに競争力のある商品を開発する努力を続ける必要がありますね。
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