文山包種は、どんな品種で作られていますか?
中華圏のお正月、春節を迎えました。
普洱茶(プーアール茶)を含む黒茶は、年月を重ねるほど価値が高くなり価格も上がります。
そこで、旅行にいらしたときに役にたてていただけますように、
普洱茶の選び方について書かせていただきます。
普洱茶は、年月を重ねるほど価値が高くなり価格も上がると言われています。
なぜ価値が高くなるかと申しますと、経年と共に味にまろやさかが増してゆくからです。
どんな普洱茶も年月を重ねれば価格が上がるわけではありません。
普洱茶は、大きく分けて3種類あります。
1.生茶 昔ながらの製法で晒青緑茶を作り、倉庫で寝かします。
2.熟茶 早く経年したようなまろやかな味を作るために、湿度と温度の高い部屋で水分を十分にふくませておいたものです。普洱茶のほっこりとしたイメージは、こちらだと思います。
3.催化茶(湿蔵普洱)湿度と温度の高い場所に保管し、本当にカビを生えさせている茶です。
そして、価値が高くなるのは、1です。
2は、ゆっくり価値が高くなるかそのまま。
3.は、安価ですが、おすすめしません。
経年により価格が高くなるので、比較的若いものを購入され、
ご自宅で年月をおいてお味の変化を楽しむのがよいと思います。
そして、茶葉を見せていただくときに、茶葉に鼻を近づけて茶餅の中の香りを
思い切り吸い込んで、嫌な臭いがないか確認してください。
カビ臭さは一切なく、草のような香り、栗のような香り、梅のよう、樟脳のようと、
それぞれに香りがあります。
普洱茶は、香りではなく味で選ぶものですが、
香りも重要な判断基準です。
おいしい熟茶もたくさんありますが、
機会がございましたら、普洱茶の生茶を選んでみてください。
円盤形でしたら、青餅と呼びます。
わかりやすくひとつ目印にするとしましたら、
産地が「易武」のものおすすめします。
購入しましたら、どなたかと一緒にお茶を味わい、
10年後20年後に再会したときにも、またそのお茶を共に味わう楽しみがあります。
あなたの普洱茶は、新しい年を迎える度にまろやかになり
価値が高くなってゆきお茶の味の変化が分かる通になっていることでしょう。
黒茶は、雲南省の普洱茶以外にも、四川省、湖南省、その他の地域でも作られています。
改めて紹介したいと思います。