マイベストプロ東京
小田原漂情

国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師

小田原漂情(おだわらひょうじょう) / 学習塾塾長

有限会社 言問学舎

コラム

高校生の古文の学習法 その①<新高校1年生のみなさんへ 文語文法の学習法>

2013年5月2日 公開 / 2014年4月14日更新

テーマ:国語

コラムカテゴリ:スクール・習い事

 新しく高校という広い世界へ飛びこんで、ほぼ1ヶ月が経ちました。そろそろ通学にも慣れ、また、待ちに待ったゴールデンウィークで、楽しみが一杯のことでしょう。

 楽しむ時は、思い切り楽しんで下さい(もちろん、羽目を外しすぎないように)。

 そして連休が明けると、最初の中間テストが近づいて来ます。何ごとも最初が肝心!ここでは古文の「文法」について、さらりと一番大事なところだけをお教えします。

一.文語では、動詞は「る」が消える!

 サ変動詞「す」、カ変動詞「来(く)」のことを考えて下さい。それぞれ口語では「する」「来る」ですね。これが文語では、「す」と「く」になるのです。この感覚を、はやくつかんで下さい。

 上二段の「起きる」は「起く」、下二段の「食べる」なら、「食ぶ」になります。この終止形の変化で混乱する人がもっとも多いので、はやく慣れましょう。これは単純に「慣れ」の問題で済むことです。

二.動詞の活用は、活用表の丸暗記でなく、あとの語につなげて覚える!

 たとえば四段動詞「書く」の場合、活用表通りに「か-き-く-く-け-け」と覚えることが多いと思います(学校の授業で)。上記の上二段「起く」ならば「き-き-く-くる-くれ-きよ」ですね。

 もし、すでにこの方式で一生懸命覚え始めていたら、そのまま完璧に覚えて下さい。

 そして、九種類の活用を覚え終わったら、あるいはこれから覚えようとする人は、ぜひ、次にご説明する方法で、覚えるようにしましょう。

 四段「書く」 書か-ず/書き-たり/書く/書く-とき/書け-ども/書け
 上二「起く」 起き-ず/起き-たり/起く/起くる-とき/起くれ-ども/起きよ

 理由は簡単です。こうやって身につけた方が、あとでずっと上手に使いこなせるようになるからです。もっと詳しい説明は、いま少し文語文法になじんだころ、きちんとお話しする予定です。まずは中間テストに向けて、この二点を意識して頑張ってみて下さい。

言問学舎の指導法 高校1年生~3年生のご案内 

◇電話番号は以下の通りです。 
 03‐5805‐7817 「マイベストプロを見た」とお伝え下さい。 
 メールは「メールで問い合わせる」
    「フォームから問い合わせる」よりお願いします。

国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
[[文京区の総合学習塾・言問学舎http://www.kotogaku.co.jp/]]
 

この記事を書いたプロ

小田原漂情

国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師

小田原漂情(有限会社 言問学舎)

Share

関連するコラム

小田原漂情プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
03-5805-7817

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

小田原漂情

有限会社 言問学舎

担当小田原漂情(おだわらひょうじょう)

地図・アクセス

小田原漂情のソーシャルメディア

rss
ブログ
2024-04-10
youtube
YouTube
2011-06-23
youtube
YouTube
2022-06-11
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ東京
  3. 東京のスクール・習い事
  4. 東京の学習塾・進学塾
  5. 小田原漂情
  6. コラム一覧
  7. 高校生の古文の学習法 その①<新高校1年生のみなさんへ 文語文法の学習法>

© My Best Pro