ふぐ免許が「別格」とされる訳①

この画像は、当店オンラインショップ:ぎんざ姿のふぐちりセットの物でございます。
ふぐ免許が「別格」とされる訳パート①へ
ふぐのさばき方が、ほぼ、ふぐだけの オリジナル
お魚が苦手な方、申し訳ございません。
動画は、ふぐ だけの 特殊技能、ふぐ の 皮引き をしております。
銀座のふぐ職人、熊澤でございます。
本日は、パート①で申し上げました、ふぐ免許が「別格」とされる理由、
1.ふぐをさばくなら、ふぐ免許が必要
2.ふぐのさばき方が、ほぼ、ふぐだけの オリジナル
3.場所の免許をとるなら、ふぐ免許が必要
この3つの理由の、2番目について、お話します。
魚の形から、違う

アジなど、たいていの魚は、正面から見ると、縦長ですが、
ふぐ、ってね、サメやイルカのように、横に広いんです。
まな板の上に置くと、アジやタイのように、横向き ではなくて、
背びれが上になる、縦向き に なります。
ここだけでも、ほかの魚とは違う、ふぐ。
さばき方が違う
さばき方は、手ごわい ですよ~
手間の数だけ 数えますと、
普通の魚は、
①ウロコを取って、②お腹をキレイにして、③3枚におろす。
これが、ふぐだと、全然違うんですよ~
①ヒレを取って、②口だけ取って、③皮をむいて、④カマを取って、
やっとこさ、これで
⑤お腹を掃除します。
これで、いわゆる「みがき」という状態になります。
続けます。
⑥頭を取って、⑦やっと 3枚におろせる。
しかも、その間に、食べられない内臓を キチンと取ったり、
はじめの 動画のように、皮のトゲを薄く取ったり、
もっと美味しくなるように、身をサラシで巻いたり。
ヒレを干したり、干したヒレを焦がして、お酒を入れて火をつけたり。
ふぐさし の薄づくりは、言うにも及ばず、
まるで、
特殊技能、専用手技の デパートのような 食材です。
現在の東京都のふぐ免許試験では、皮引きや ふぐさし は、範囲に入らず、
上の、①から⑦までが、実技の範囲です。
料理人の皆様、どうぞどうぞ、挑戦してください。
でも、
「ふぐ免許を 取ったら 終わり」に ならない。
手間をかけたら、かけただけ、美味しくなる 魚でございます。
上の写真は、20年ほど前に、私が作った、特大の ふぐ提灯 です。
初挑戦だったから、トゲが、すんごく 痛くってね~、
3個作って、懲りてますが~(笑)
ほんと、職人にとって、ふぐは「夢」です。
私も、今もまだ、その夢の中にどっぷりと 居りましてー。
これだけの 特殊な技、他の食材に 応用できないかな?
と、常々 挑戦しておりますが、
ホント、なかなか、他に応用できないんですよ~~(笑)
パート3へ続く
<毎週日曜・水曜 12:30に更新します>


