あたためる処方と甘いものを断ちプラス運動で、無事出産
【主訴】 2年半の不妊症(検査異常なし)
【体質】 色白で顔のむくみあり、イライラが強い、歯ぎしりが強い、舌苔は白苔、舌の裏の血管の怒張中程度、暑がり、冷えはあり、お風呂は短い、低血圧(最大80、最低60)、大便2日1行、小便1日6回、やや頭痛あり、めまい、立ちくらみ、耳鳴有り、肩こり、首筋の凝りあり、腰痛、生理痛激痛、ビール、ワインを好み、野菜中心の食事、Ⅰ型糖尿病があり、インスリンを1日20単位使用している。
【経過】初回10月に自家製煎じ薬抑肝散加黄連芍薬を処方。ご主人様は、時に運動率が50%をきることがあったので、柴胡加竜骨牡蠣湯を30日服用していただいた。再来店は11月、以前半年服用していた中国漢方を中止、服用後3日で体の中が温まる感じがあり7日後の生理では痛みが1/3へ軽減、生理期間が2日延びた。歯ぎしりは止まる。眠気があり、トイレが近く、胸が痛い。同処方継続後、2日後にご妊娠のご連絡有り。その後、糖尿のこともあり、当帰芍薬散を妊娠養生薬的に服用していただき、翌年7月に無事出産。母子ともに健康である。