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鈴木寛彦

不妊で悩む女性の思いに応える漢方薬の薬剤師

鈴木寛彦(すずきひろひこ) / 薬剤師

不妊専門 むつみ薬局

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コラム

糖尿病と不妊症

2022年4月4日

テーマ:妊活と不妊症(薬局の現場から)

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 漢方薬 妊活

今回のお客様は、
30歳より不妊治療を開始し、AIH6回、体外受精2回したが、受精卵が成長できないといいます。

持病で1型糖尿病があり、インスリンを注射しています。

体質は、身長159㎝体重63㎏とやや太めで、便秘、肩こり、吹き出物があります。

漢方薬の大柴胡湯(煎じ薬)と桂枝茯苓丸を調合。

飲み始めると、便秘が改善され、基礎体温表も整い始めたといいます。

漢方薬服用後3か月で採卵しましたが、やはり受精卵の成長は止まりました。

ただ体調は良くなっていたため、そのまま同処方を継続。

半年後に採卵した際、受精卵は胚盤胞まで成長し移植に成功。

漢方薬は便秘がひどかったため、桂枝茯苓丸加大黄にして様子をみましたが、流産することなく、無事にご出産されました。

漢方薬は、自己判断で服用すると危険な場合がございます。必ず医師・薬剤師にご相談してください。

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