収益物件の未公開物件

2020年10月10日公開 / 2021年2月26日更新

テーマ：不動産投資

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード：収益不動産、マンション購入注意点

前回のコラムで一般の戸建て、中古マンションでは未公開物件で割安な物件はあまりありませんと書きました。
しかし、事業用物件やアパート、一棟マンションなどの不動産投資家向けの売り物件はネット公開しないものも多くあります。

なぜ物件情報を公開しないの？

数年前からの不動産投資ブームで都市部などの不動産会社で転売目的の物件を扱う業者がかなり増えました。
その様な業者は自社で買い取るなどと言って情報だけ横取りしようとするケースが多くあります。
また、怪しげな不動産投資セミナーなどでは、情報を投資家同士で回して紹介手数料を1％程度もらうという手法もあるようです。
（金銭の授受を伴うブローカー行為は宅建業法に抵触するおそれがあります。）
あと、売主側では物件が出回ると金融機関に知られるので嫌がる方も多くいます。
このようなことから物件情報をネットには出さないでほしいと希望する大家さんが多くなっています。

不動産会社が相手にしないお客さんとは？

非公開物件情報を欲しいと希望する不動産投資家がほとんどですが、紹介しないお客さんもいます。
収益物件サイト「健美家」からもメール問合せは多く来ますが、メールで、やたら細かいことを聞いてくる方や、ありえないような条件の厳しい方、やたら物件のダメだしする方などは嫌われます。

あと、不動産業者が嫌がるのは仲介料の値下げを要求してくる方。物件の指し値をした後でさらに交渉してくる方。
このような方は二度と相手にされなくなります。

不動産会社は、どんなお客さんに非公開物件を紹介するのか？

やはり信頼関係が出来ている方に1番に物件情報を紹介していきます。
特に実際会って面談している方、購入できる資産背景や属性を知っている方に優先して連絡します。
まだ面談できてない方でもお電話などでお話しして「信頼できそう」と思える方にも紹介します。
あと、行動力のある方へは特に早く情報を連絡してます。
投資家の方でも情報を発信したらその日の内か翌日には見に来られる方も多くいます。

まずは、問合せをして面談してみることで、より非公開物件の紹介を受けられる確率は高まります。
積極的に行動することが良い情報を手に入れる成功の近道だと思います。