便は健康のバロメーター

谷津吉美

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テーマ:漢方商品・オリジナル商品のご紹介

 花粉症は免疫システムのバランスが崩れることで生じます。近年では、免疫システムが崩れてしまう原因に腸内環境が注目されています。

 腸には体全体の7割の免疫細胞が腸にいます。免疫細胞には悪いものを排除する「攻撃役」と、攻撃役が無害なものまで攻撃しないようにする「なだめ役」がいます。腸内に悪玉菌が増えてしまうと「なだめ役」が減ってしまい、免疫が暴走してしまいます。免疫を安定させるには善玉菌を増やすことが鍵となります。

 今自分の腸内環境を確認するには「便」で簡単にセルフチェックできます。

【色】善玉菌が多い便は黄褐色、悪玉菌が多い便は黒ずんだ便になります。

【匂い】あまり匂わず、すこし酸っぱい匂いがするのが良い状態。悪玉菌が多い状態だと、悪玉菌が腐敗物質を生み出し強烈な匂いを発します。

【形】するっと出て切れの良いバナナ形

【硬さ】歯磨き粉のような硬さが理想

【量】便のうち約半分は腸内細菌です。便の量が多いと腸内細菌が多く、良い状態です。

便の状態だけでこれだけ多くのことが分かるのはとてもおもしろいですね。是非今日から便の状態をチェックして、調子が悪い場合は最近の食生活や生活習慣を見直してみてください。

良い腸内環境が安定するまでは3ヶ月かかると言われています。腸に良い生活を始めてもすぐに効果が出ないことが現状です。今出ている症状には漢方の出番です。漢方では痒みの温床となる溜まった毒を流すことによって花粉症による症状を良くします。眠気の副作用や癖になってしまう依存性もないことも漢方の強みです。

より詳しい養生も薬剤師からお伝えしますのでお気軽にご相談ください。




アレルギーに効く乳酸菌が組み合わされています。重篤な花粉症の方が良くなったという声が届いています。



目的似合わせた乳酸菌の選び方や取り方、腸内細菌と病の関係などが書かれています。ぜひ読んでみてください。

花粉症でお困りではないですか?
https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/service1/5006045/

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谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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