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谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

にきびと子宮内膜症

谷津吉美

谷津吉美

テーマ:漢方薬で良くなった症例




22歳 女性 身長172㎝ 体重53kg
自覚症状
生理痛(激しく痛む)
にきび(あごから頬)
両卵巣が腫れている。(左が大きい、内容物は分からず。)
体質 
痩方、蝋人形のごとく寒々とした顔色、神経質、気が沈む、足の冷え、お風呂は短い、足のむくみ、大便1日1行、小便日に7行、唇のあれ、肩首の凝り、冷えっ腹による下痢、足のつり、生理周期28日、貧血、舌は無苔でやや湿潤、水滞あり。甘いものを好む。
経過
痩方でとてもスリムなファッションモデルのような雰囲気であるが、顔のにきびがかなりひどく目立つ。性格的には物静かで、兄弟仲が良く、いつも弟さんとご来店されていた。当帰四逆加呉茱萸生姜湯加ヨクイニンを服用して頂くこと4ヶ月、皮膚のザラザラ感がよくなり、検査で卵巣が小さくなってきた。その後5ヶ月、左卵巣の大きさは4㎝、右は親指サイズで大きさは変わらないが、生理痛が無くなり、にきびが生理前でも新しいものが出来にくくなった。甘いものを減らしたせいか体重は50Kgとなった。2ヵ月後体重が55Kgと増え再び生理痛と出血が増えた為、桂枝茯苓丸にかえる。その後生理痛なし、生理量少ない。その後、生理がだらだら続き、お腹の冷えと、冷たいものを食べると下す症状が再び出始め当帰四逆加呉茱萸生姜湯に戻す。左卵巣は3.6㎝と小さくなり、本方が終了するころには、にきび顔からきめ細やかな皮膚に戻り、本物のモデルさんのようになられていた。

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谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

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