【引き算コーチング】つながりがあるのか、それともつながれているのか
こんにちは、
サポートコーチ出雲の山根浩二です。
以前、
「意識を向けたものが大きくなる」
というコラムを書きました。
今回は、その続きのようなお話です。
皆さんは、
最初は特に好きでもなかったのに、
いつの間にか好きになっていたものって
ありませんか?
例えば、
アイドルグループやスーパー戦隊などで、
メンバーそれぞれに
担当カラーが決められていることがありますよね。
自分は赤色、
自分は黄色、
自分は青色というように、
それぞれのメンバーに色が割り当てられている。
最初からその色が好きだったのかというと、
必ずしもそうではないと思うんです。
でも、
自分の担当カラーが決まると、
少しずつその色を意識するようになります。
普段からその色のものが目に入るようになったり、
身につけるものを選ぶときにも、
その色を選ぶようになったり。
どうせ買うなら、
自分のカラーのものにしようかな。
そんなことを繰り返しているうちに、
だんだんその色が好きになってくる。
最初は何とも思っていなかった色なのに、
いつの間にか特別な色になっているんですね。
お笑い芸人さんでも、
キャラクターを印象づけるために、
原色のスーツを着ている方がいます。
いつも同じ色の服を着ていると、
見ている側もその色を覚えますし、
本人にとっても、
その色が自分のイメージと
重なっていくのかもしれません。
そして、ここからが今回考えてみたいところです。
その色を身につけるだけでも、
意識は向きますが、
さらにその色について調べたり、
良いところを見つけたりすると、
どうなるでしょうか?
例えば、
黄色なら、明るい色、元気な印象、
太陽や光を連想させる色。
赤色なら、情熱的で力強い印象がある。
そうやって、その色の特徴や成り立ち、
良い意味を知っていくと、
ますますその色が好きになっていくかもしれません。
すると、
今度はその色に関する
良い情報が目につくようになります。
別に探しているわけではないのに、
街中でその色を見つけたり、
テレビや雑誌で
その色が使われていることに気づいたりする。
そして、また好きになる理由が増えていく。
・意識を向ける。
・良いところが目に入る。
・その良さを知る。
・さらに好きになる。
そんな連鎖が起きているように思います。
もちろん、
嫌いなものを無理やり好きになりましょうという
話ではありません。
ただ、
最初は特別な思い入れがなかったものでも、
意識を向けているうちに、
自分にとって特別なものに変わっていくことがある。
ここが面白いところだと思うんです。
では、もう一度考えてみます。
そのアイドルやお笑い芸人さんは、
生まれたときから、
その色が好きだったのでしょうか?
きっと、そんなことはないですよね。
たまたま誰かに決められた色だったかもしれない。
それでも、
その色を自分の色として意識し続けることで、
いつの間にか本当に好きになっている。
言い方を変えれば、
自分で自分に意味付けをしているようなものです。
ある意味、いい意味での勘違いなのかもしれません。
でも、その勘違いによって、
自分の好みまで変わってしまう。
そして、
最初は誰かに決められたものだったのに、
いつの間にか自分にとって大切なものになっている。
人間って、そういうところがあるんじゃないでしょうか。
好きだから意識するのか。
それとも、意識するから好きになるのか。
どちらが先なのか、
実ははっきり区別できないのかもしれません。
ただ、
意識を向けることで、
今まで何とも思っていなかったものが、
少しずつ自分の中で特別なものに変わっていく。
そんなことが、
私たちの日常の中には
案外たくさんあるように思います。


